糖尿病とは?
膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、少なかったり働きが悪かったりすると、食後の血糖値がうまく下がらなくなり血糖値の高い状態が続いてしまいます。
血液中のブドウ糖が多すぎる事に寄り、血管や神経、腎臓や目など全身の様々な組織や機能に障害を与える病気です。
(健康管理士一般指導員 テキストより抜粋)
国内で950万人の患者がいるといわれており、自覚症状があまりないために早期発見が望まれますが・・。
糖尿病になりやすい生活環境とは?
糖尿病に大きな影響を与えているのは、過食・運動不足・肥満。沢山食べるほど、血中のブドウ糖は増えてしまいます。
また、運動不足でブドウ糖が消費されることが少ないと、大量のインスリンを分泌して血糖値を下げようとし、そのうち膵臓が疲れ、インスリンの分泌量が減少し、血糖値が高くなってしまいます。
糖尿病の症状は?
糖尿病の初期には、殆ど自覚症状がないのですが、進行してくると下記のような症状が現れます。
・多尿
・多飲(喉が渇く)
・多食(満腹を感じない)
・体重減少
・だるさ疲労感
・糖尿病性昏睡(意識が無くなり倒れてしまう)
(健康管理士一般指導員 テキストより抜粋)
良く言われる「三多一少」は、上から4つの部分なんですね。
缶コーヒーに含まれる糖分は?
林先生の初耳学より
缶コーヒーに含まれる糖分についての説明がありました。
通常砂糖なしコーヒーを飲む私には、缶コーヒーは微糖と書いてありながらも、やけに甘く感じます。微糖という言葉に騙されない!微糖ってどの位の砂糖が入って居るのでしょうか?
微糖には2種類の表示方法がある!
缶コーヒーの微糖は2種類の基準があり、それを知らないと微糖なのに糖分を取り過ぎてしまうが恐れがあるようです。
というのも「微糖」の表示方法には、「絶対表示」と「相対表示」があるようです。
絶対表示は:ひとつだけそれだけで単独で成り立つ。超越している事。相対表示は:関係の中で決まる。その中でどれが一番ましか?という事。
普通缶コーヒーは 7.5グラム砂糖が入っています。そこで、
・絶対表示の微糖の場合には=100g辺り2.5グラムよりも少ないのが微糖。
・相対表示の場合には=糖分何%OFFと書いてある。
その会社の他の標準的な商品よりも、比べてみると少なくしたのが「微糖」
ただ、相対表示には条件があり100gで2.5グラムは削らないといけません。通常のコーヒーの7.5グラムより2.5グラム減っても5.0グラムです。結果、相対表示(何%OFFと記載)のコーヒーは絶対表示のコーヒーよりも砂糖は多く入っていることになります。
缶コーヒーの砂糖を角砂糖に換算すると?
結果、角砂糖に換算すると、
絶対表示の場合には、角砂糖 1個分
相対表示の場合には、角砂糖 最大2個分
が入って居ることになります。
シュガーストレスと食後高血糖
甘いものが好きな人は、飲み物からも大量に糖分を摂取してしまう事が多いかと思います。
「甘いものが食べたくなり辞められなくなる中毒状態」の事をシュガーストレスとも言い、一度食べだすと、再び甘いものを欲し、止まらない状態になります。
ただ、砂糖断ちをすると、意外と簡単にシュガーストレスから解放されるんですよ。人に寄るかもしれませんが、通常2週間程度、私の場合は1週間 砂糖断ちするだけでもう甘いものは食べたくなくなります。
なので、ちょっと甘いものを続けて食べてしまったな・・と感じた時には、なるべくその後1週間は甘いものを食べません。シュガーストレス断ちには、あっという間に体が応じてくれるものです。
甘いものは 血糖値スパイク(食後高血糖) も起こしやすくなりますので、お楽しみ程度でほどほどにしていきましょう。
追記:糖尿病 早期発見の為の検査について
糖尿病の早期発見の為には一般的な健康診断では、「空腹時血糖」と「ヘモグロビンAlc」の検査が行われます。
ヘモグロビンAlcは赤血球に含まれるヘモグロビンとブドウ糖が結びついたもので、過去1~2カ月の血糖状態を把握できる検査です。
私自身も1年に1回、健康診断を受けていますが、調べたところ、基本の血液検査項目の中に入っていました。定期的に健康診断を受けていらっしゃる方は、きっと検査してもらえているのではないでしょうか。
何も言われていなければ、前回の検査ではOKだったということと思います。
糖尿病と診断されるのは、空腹時血糖値とヘモグロビンAlcの両方が基準値を超えた場合ですが、このヘモグロビンAlc、健康診断時で無くても、お医者さんに行かなくとも、身近で簡単に検査出来ます。
糖尿病の検査は薬局でも出来ます
実は2014年から薬局でも、このヘモグロビンAlcの検査が出来るようになっています。私の住む市でも40歳以上は、「市の補助があり無料」で受けられます。無料ならより気軽に受けられますし、時間も10分ほどで検査結果が出るようです。
全ての薬局で検査出来る訳ではなさそうですが、私の地域でも18の薬局が対応していますので、検査してくれる所は皆さまのお住まいの地域にも沢山あるのではないでしょうか。
お医者さんにかかり、お薬を貰いに行った時など、ついでに糖尿病の検査してもらうのも良さそうです。早期発見のきっかけになるかもしれません。
まとめ
糖尿病の検査では、正常型、境界型、糖尿病型の3つに分けられます。境界型の段階から食事や運動などで、生活習慣を意識していけば健康な状態に改善が期待できます。
不安なときには、最寄りの薬局で簡易検査出来ますので、ぜひ調べてもらい生活習慣を見直すきっかけにしましょう。
厚生労働省 平成29年 患者調査によれば、糖尿病治療の総患者数は【328万人】を超えていま
す(2017年)。
今は糖尿病の方で入院・手術歴がある方でも、条件を満たせば加入できる SONPOひまわり生命のインターネット専用保険商品「糖尿病の方の医療保険ブルー」という保険もあります。
この保険は、万が一の備えだけではありません。
アプリを利用しご家族や友人、他の利用者、医療従事者等と連携することで、データを共有したり、メッセージを送りあうことが出来ます。その為生活習慣の意識改善のモチベーションもUPします。糖尿病の【重症化予防】もサポートしてくれるインターネット専用医療保険です。
上記はネット専用商品ですが、その他の保険に関しては、最寄りの保険相談窓口で相談できます。保険相談でプレゼントが貰えるキャンペーンもありますので、お得に気軽に相談できます。下記ご参考にどうぞ。