認知症予防の脳トレに!脳に良いウォーキングの方法

認知症予防の脳トレウォーキング

ウォーキングで「脳の海馬」が成長!

歩くことで高齢になっても海馬が大きくなるようですよ。

2012年に発表されたアメリカ ピッツバーグ大学の研究で
ウォーキングなどの有酸素運動をすると、
高齢者でも海馬が大きくなると発表されています。




認知症改善に効く!1日40分のウォーキングで脳の海馬が増えた!

研究では、60代半ばの120人の男女を二グループに分けました。

A:ストレッチだけしたグループ
B:1週間に3回各40分の早いウォーキングを行ったグループ

(※資料によっては「毎日40分」という記載のあるものもあります)

 
するとAは1年後に海馬の容量が約1.4%減少したのに対し、
Bは海馬の容量が2%も増したそうです。

60代からでもウォーキングをするだけでも
脳が成長するんですね。

生涯にわたって再生可能なのが海馬のようです。
 

1日10分の速足歩行でも認知機能は向上

2014年筑波大学大学院人間総合科学研究科・征矢教授の研究 では
心拍数で1分間90~100ぐらいの軽い運動でも
効果があると分かって居ます。

速く歩く程度を1日10分。
2週間で脳神経が増え、
6週間で認知機能自体が向上することがわかったといいます。
 

脳に良いウォーキングの方法2種

脳に良いと言われている脳トレウォーキングには
下記のようなものがあります。

その1 デュアルタスク ウォーキング

歩きながら暗算をしたり、尻取りをする。

※歩きながら100から7など一桁の数字を引き続けたり、
二ケタの掛け算をしたり、4ケタの数字の四則計算で10を作る、
動物の名前で尻取りをするなどする。

 

4ケタの数字の四則計算で10を作る遊びは、高校生の頃、
電車の切符(←懐かしい時代ですが)に印字された
4つの数字で遊ぶのが流行りませんでしたか? 例えば

・「5431」という数字だったら、

5×3=15
4+1=5

15-5=10

・「6721」だったら、

6+7=13
2+1=3

13-3=10

例では割り算が使えていませんが(^^;
電車で遊びに行くときに、友達と必ず遊んだものです。
 

動きながら脳を使うという事に関しては、
以前にTV番組で、踏み台昇降をしながら尻取りなど、
似たような方法も紹介されていました。それは、
物忘れ・認知症の発症予防法!軽度認知障害の改善と克服事例!
でも まとめています。
 

その2 インターバル速歩

ゆっくり歩きと早歩きを交互に行う歩き方。

呼吸が上がら無い速度でゆっくり歩いた後
息が上がる位で、できるだけ早く大股で歩く。
それを繰り返す歩き方。

 

こちらもTV番組で心臓病などに良い歩き方として
紹介されていましたので、下記
癌・心臓病・高血圧を防ぐ運動!インターバル速歩。効果と方法
にてまとめています。

A&D 防水インターバルタイマー AD-5709TL 
等の商品も販売されています。

机に座って考えていても何も浮かばなかった事が、
散歩に行くとひらめく!という事も多々あります。

歩くということは、脳にとっても良いのでしょうね。
 

認知症の進行を防ぐ!運動まとめ

私の76歳の母も、時々、会話が
おぼつかなくなってくる事がありますが、
お散歩に行ったり、私と長時間話したりしているうちに、
あっという間に、しっかりと会話も 
かみ合う様になってきます。

また以前にTVでも、認知症気味だった60代の奥さまが
ご主人と旅行に出かけて、帰宅してからその思い出を
紙に書きながら語り合うだけで、たった1日で
脳年齢が10歳も若くなった話が放送されていました。

また、他の番組でも、芸人さんが
昭和を思いだすツアーに行かれ、こちらも1日で
脳が活性化した事例が紹介されていました。

その番組内容は
認知症の症状が!改善策は脳活性化治療方法!テレビ紹介事例!
でまとめています。

記憶をつかさどる「海馬」は、
生涯にわたって再生できる!それって、
とても希望が持てますね。

歩く事に関しての効能として、
脂肪肝の予防においても「階段を見たら薬だと思え」と
健康診断でも分からない「隠れ脂肪肝」を知る!その対策法3点
でもお医者様がおっしゃっていましたが、

とにかくちょこちょこ歩く!なるべく速足で歩く!

それは習慣にしてしまえば、
毎日が認知症予防になりそうです。
脳の為に心がけたいですね!
 

おまけの井戸端話:私の父の場合

実は、信じて頂ける方だけ信じて頂ければと思うのですが、
1年前にレビー症候群と診断された私の父が
今は薬を飲んで居る訳でも無く、診断直後から
少しずつ認知症の症状が消え、
今現在は普通に生活をしています。

自分が認知症と知り、何か目が覚めたような現象でした。
父の脳に何かが起こったのだと思います。

レビー症候群を克服された方が出された本
私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活
においては、作者の方が「レビーが治る筈がない」
というような中傷を受けられたようです。

とてもお辛かった事を思うと、私もここで書き辛いのですが、
私の父も、本当にレビーの症状がなくなりました。

もし、レビーと診断されたとはいえ、
仮に父が本当はレビーでなかったとしても

当時、半年~1年にわたり、
認知症の症状が激しく出ていたのは事実であり、
それが診断直後から この1年かけて全く消えたことは、
娘の私としても奇跡だと思っています。

人の脳には、奇跡が詰まって居るし、
まだまだ分からない可能性が
沢山あるのかもしれないと思います。

追記:父の認知症体験談 別記事にまとめました。
父の認知症 体験談。レビー症候群が治った?!奇跡が起きた1年。