簡単に痩せる食習慣と内臓脂肪を減らす食事とレシピ 

内臓脂肪を減らす食事

年を取るにつれ急に太りやすくなる。女性であっても、男性の様にお腹回りが太り出してくることがあります。
 

女性は女性ホルモンに守られているため、本来ならば男性より内臓脂肪が付きにくいです。しかし更年期になると女性ホルモンの分泌の低下と共に、男性と同じように内臓脂肪が付きやすくなります。
 

内臓脂肪は「高血圧」「高血糖」「脂質異常」を起こしやすく危険です。そしてそれを放置すれば糖尿病や腎臓病心筋梗塞、脳卒中などの深刻な病気にかかるリスクが高まります。
 

おへそ周り 男性85センチ以上 女性90センチ以上は要注意です。食習慣と食事レシピで改善して行きましょう
 




内臓脂肪が付きすぎると善玉ホルモンが減少する

脂肪細胞からは様々なホルモンが分泌されています。そして肥大化した脂肪細胞からは、インスリンの働きを悪くするホルモンや、血圧を上げるホルモンなどが多く分泌されてしまいます。
 

反対にインスリンの働きをよくするホルモンなどは、分泌されにくくなってしまいます。
 

要は悪玉ホルモンが増加し、善玉ホルモンが減少してしまう事により、インスリンの働きなどが悪くなり生活習慣病を進行させてしまいます。
 

ところがこの内臓脂肪、嬉しい事に、皮下脂肪よりも落ちやすい性質を持っているそうですよ。生活習慣に気を付ければ効果が早く表れる可能性があるそうです。
 

内臓脂肪を減らす 食事で改善 その1

●炭水化物(糖質)を減らす。
 

あまり厳しく制限しすぎると、逆に動脈硬化のリスクを高めてしまうので、夕食時だけご飯を控える などする。
 

・ご飯を少なめに盛る、おかわりをしない、雑穀を混ぜるなど。
・芋類や果物も食べ過ぎに注意する。
・アルコールは糖質の少ないもの、焼酎やウイスキーなど(蒸留酒)を選ぶ。
 

※ビールや日本酒などの醸造酒は糖質が多め。
※ワインは醸造酒だが辛口のワインは糖質低め。
 

内臓脂肪を減らす 食事で改善 その2

●食べる時間を変える
 

人の体には「時計遺伝子」があります。この時計遺伝子は脳の他、体の殆どの細胞に存在します。
 

時計遺伝子は現在、6種類発見されているのですが、その中の一つが「ビーマルワン」。このビーマルワンは肥満と深くかかわりがあります。
 

ビーマルワンには炭水化物を糖質に変える働きがあり、昼間使い果たしたエネルギーを夜間に蓄えようとしています。
 

そこでこのビーマルワンが少ない時間に食べることが、肥満を解消する秘訣となります。
 

ビーマルワンは夕方16時から増え出し、夜22時以降夜中の2時までが最も多くなるそうです。なので、夜は出来るだけ20時までに夕食を食べ終えましょう。
 

また、おやつを食べたいときには、ビーマルワンの最も少ない14時から16時頃にしましょう。
 

内臓脂肪を減らす 食事で改善 その3

●ごはんは冷ごはんにする
 

内臓脂肪と深いかかわりのある中性脂肪を減らすのに、ごはんを冷ご飯にすると良いと言われていますが、8月2日の 「たけしの みんなの家庭の医学」では、便秘解消にも冷ご飯が良い!と紹介されていました。
 

その理由は冷やした炭水化物の糖として吸収されにくいデンプン=レジスタントスターチのお蔭です。
 

レジスタントスターチは、小腸で吸収されにくく摂取カロリーが抑えられます。また、大腸まで食物繊維のように届くので、便の量も増やしてくれるのです。
 

その為、冷えた炭水化物は「中性脂肪が抑えられる!」「便秘が解消される!」「痩せる!」等と言われています。
 

特に冷ご飯で無くても冷えた炭水化物なら良いので、そうめんや冷やし中華などでもOKとのことです。
 

内臓脂肪を減らす!食事レシピ

たけしの家庭の医学で紹介 冷ご飯レシピ

1.豆腐アボカドご飯 
 

1.アボカド 半分 を適当な大きさに切る
2.豆腐 1/4丁 を角切りにする
3.1と2を混ぜて冷ご飯にかける
4.下記たれの材料を合わせて ご飯に回しかける
 

<たれ>
醤油 
わさび 
ごま油 
刻みネギ  垂れの材料は 全て適量
 

※冷ご飯でもぼそぼそせずに食べられます☆
 

2.とろろごはん
 

1.長芋 100g 適当な大きさに切る
2.梅肉 1個 長いもと一緒にポリ袋に入れ、綿棒で叩く
3.オクラ 2本 小口切りにして先のポリ袋に混ぜる
4.冷ご飯の上に上記をかける
5.4にめんつゆ 適量を回しかける