「旅行に行きたいけれど、お金も時間もかかる。」そんなとき、私が時々楽しんでいるのが、ホテルの庭園散歩です。
高級ホテルというと、宿泊費が高くて敷居が高いイメージがあります。でも実は、庭園を自由に散策できるホテルは意外とたくさんあります。東京であれば、椿山荘、高輪エリアのホテル群、リーガロイヤルホテル東京など、歴史ある庭園を持つホテルがあります。
もちろん宿泊しなくても大丈夫。庭園を歩くだけなら(一部の例外を除き)無料です。(※夜の庭園はお金がかかったり、イベント中は入れないことがあります)
「何もしない贅沢」を味わう
私たちは普段、どこへ行くにも目的を求めがちです。買い物をする。観光をする。何かを学ぶ。何かを達成する。
でもホテルの庭園では、ただ歩くだけでいいのです。丁寧に手入れされた木々。季節ごとに表情を変える花々。池の水面に映る景色。都会の真ん中とは思えない静けさ。誰かに急かされることもありません。
ただゆっくり歩くだけ。それだけなのに、不思議と心がほぐれていきます。
お金ではなく「空気」を楽しむ
私は時々、「高級ホテルは泊まる場所ではなく、空気を味わう場所でもある」と思うことがあります。もちろん宿泊すれば素敵な体験ができるでしょう。でも泊まらなくても、その場所に流れている穏やかな空気は感じることができます。
ロビーのソファに座る。庭園を眺める。売店をのぞく。そして余裕があれば、お茶を一杯いただく。
確かにホテルの喫茶は少し高めです。それでも数千円のランチや数万円の旅行に比べれば、ずっと気軽に非日常を味わえます。
歴史好きにもおすすめ
ホテル庭園の魅力は、景色だけではありません。意外と知られていませんが、歴史的な背景を持つ場所も多いのです。古くから受け継がれてきた庭園。著名人が訪れた場所。地域の歴史と共に歩んできた建物。
事前に少し調べてから訪れると、散歩が小さな歴史探訪にもなります。ただ歩くだけだった景色が、少し違って見えてくるかもしれません。
夏こそホテル庭園へ
夏は外出そのものが億劫になります。遠くへ旅行するのも体力が必要です。でもホテルの庭園なら、比較的短時間でも楽しめます。館内で涼みながら休憩もできます。
暑くなったらロビーへ。少し休んだらまた庭園へ。そんな過ごし方もできます。遠方への旅行で疲れるよりも、近場で静かに心を休める。そんな休日も悪くありません。
王道の庭園
- 椿山荘
- ニューオータニ東京
都会の静けさ型
- パークタワー東京
- ANAインターコンチネンタル
開放感・非日常型
- グランドニッコー台場
文化・静寂特化
- ホテル雅叙園東京
自分を丁寧に扱う時間
本当に必要なのは、高価な贅沢ではなく、「自分を丁寧に扱う時間」なのかもしれません。
手入れされた庭園を歩きながら、空を見上げる。木々の緑を見る。季節の移ろいを感じる。そして少しだけゆっくりお茶を飲む。そんな数時間が、思った以上に心を整えてくれます。
旅行へ行くほどではない。でも少し疲れている。そんな日におすすめしたいのが、小さな都会の避暑地です。もちろん、宿泊もお勧めです。
アイキャッチ画像は、ホテル椿山荘の庭園の雲海です。一日に数度、この雲海ショーがあります。都会にいるとは思えない景観ですし、遠くに旅行に行くよりも最終的にお安く、そして疲れも感じずに過ごせる「心の贅沢」を味わえます。(※ 夜の庭園はお金がかかったり、イベント中は入れない事があります)

