ここ最近、激しい集中豪雨や長雨が続いています。
ジメジメした季節といえば「梅雨」のイメージが強いですが、実はテレビなどでも「本当に手ごわいのは秋のカビ」と警鐘を鳴らしているのをご存知でしょうか?
「涼しくなってきたからもう安心」と油断していると、お家の中がカビだらけになってしまうことも。
そこで、なぜ秋のカビがそんなに恐ろしいのか、その理由と「今すぐできる簡単な対策」をわかりやすくまとめました。
梅雨より「秋のカビ」が手ごわい3つの理由
秋のカビが年間で最も爆発しやすい理由は、実は3つの悪条件が重なるからです。
● 気温がカビの「黄金期」になる
カビが最も元気に繁殖するのは20℃〜25℃。真夏の猛暑(35℃以上)ではカビもバテていますが、秋になって涼しくなると、カビにとって「最高に心地いいパラダイス」に変わります。
● 夏の間に溜まった「カビの温床」が爆発する
夏の間フル稼働したエアコンの内部は、結露とホコリでカビの巣窟になっています。また、服に染み込んだ夏の汗や皮脂汚れもカビの大好物。これらが蓄積した状態で秋を迎えるため、一気に増殖します。
● 台風や秋雨による「ゲリラ豪雨の湿気」
最近の激しい大雨や台風で、外の湿度は連日80%以上。涼しくなったからと窓を閉め切ることで、家の中に大量の湿気が閉じ込められてしまいます。
今すぐできる!3つの「秋カビ」スピード対策
「もう手遅れかも…」と心配する必要はありません。今すぐできる簡単なアクションで、お家をカビから守りましょう。
① エアコンの「送風」で内部を乾燥させる
夏の終わりにそのままエアコンを止めると、内部の湿気でカビがガチガチに生えてしまいます。
冷房を使う時期が終わったら、晴れた日に「送風」運転を3時間以上行い、エアコンの内部をカラカラに乾燥させましょう。これだけで秋の黒カビ大発生を防げます。
② タンスや家具を「壁から5cm」離す
壁にぴったりくっついたタンスの裏は、空気が完全に止まってカビの超危険地帯になります。
ほんの少しだけ、指4本分(約5cm)の隙間を空けてみてください。空気の通り道ができるだけで、カビのリスクは激減します。
③ 晴れ間を狙って「押し入れ・収納」に風を通す
雨が止んだ日やカラッと晴れた日は、家中の収納の扉を全開にしましょう。
扇風機やサーキュレーターを使ってクローゼットや押し入れの中に直接風を送り込むと、溜まった湿気を一気に吹き飛ばすことができます。
【場所別】油断大敵!お風呂&キッチンの秋カビ撃退法
ここからは、家の中で特に湿気が溜まりやすい「お風呂」と「キッチン」のピンポイント対策です。
お風呂場:最後の「熱水シャワー」と「換気扇の24時間稼働」
お風呂場は、夏に繁殖したカビの胞子が天井や壁に潜んでいます。秋の長雨で湿度が上がると、一気に黒カビとなって表面化します。
● 50℃の熱水シャワーをかける
カビは熱に弱いです。お風呂上がりに、壁や床の気になるところへ50℃以上の熱いシャワーを5秒以上浴びせましょう。これだけで今いるカビの原因菌を死滅させられます。
● 仕上げに冷水をかけて湿度を下げる
熱水をかけた後は、冷水シャワーで全体の温度をグッと下げ、水気をスクイージー(水切りワイパー)やタオルでパパッと拭き取ると完璧です。
● 換気扇は「24時間」回しっぱなしに
秋の長雨シーズンは、お風呂の換気扇は消さずにずっと回し続けるのが正解。電気代は1ヶ月数十円〜数百円程度なので、カビ取り剤を買うよりずっと経済的です。
キッチン:シンクの「水気オフ」と「排水口の除菌」
キッチンは水気に加え、カビの栄養となる「油汚れ」や「食品カス」が豊富にあるため、秋カビにとって絶好の餌場になります。
● シンクを使い終わったら「水分」を拭き取る
夜の片付けの最後に、シンク全体や蛇口まわりの水滴をキッチンペーパーなどでサッと拭き取る習慣をつけましょう。カビは水分がなければ生きられません。
● 排水口のヌメリは週に1回リセット
排水口のヌメリはカビや雑菌の塊です。市販の塩素系泡スプレー(キッチンハイターなど)を吹きかけ、数分置いて洗い流すだけで、キッチン全体の防カビ効果に繋がります。
● スポンジやふきんは「浮かせて」しっかり乾燥
濡れたままのスポンジをトレイに直置きすると、裏側がすぐカビてしまいます。ラックに吊るすなどして、空気に触れさせて早く乾かす工夫をしましょう。
まとめ:油断禁物!「今の対策」が家族の健康を守る
秋のカビはアレルギーや喘息の原因にもなるため、早めの対策が肝心。
昔カビに悩まされた経験がある方も「今しっかり対策をすること」が何より大切です。
涼しい風に騙されず、お部屋の除湿と換気を意識して、この長雨の季節を快適に乗り切りたいですね。