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老後資金足りない?確認したい3つのこと

老後資金

「老後資金が足りないかもしれない」そう思った瞬間、急に不安になることがあります。老後はまだ先なのに、「このままで大丈夫なのかな」「生活できなくなったらどうしよう」「もっと貯めなければいけないのでは?」と、いろいろな心配が頭の中に浮かんできます。

そんなとき、すぐに節約を始めたり、投資について調べたりしたくなるかもしれません。もちろん、それも大切なことです。でも、その前に一度、確認しておきたいことがあります。

それは、「本当に、どのくらい足りないのか?」

老後資金が足りないと思ったときは、まず次の3つを確認してみましょう。

老後に「いくら必要なのか」

最初に確認したいのは、自分の場合、老後に毎月どのくらいのお金が必要なのか

「老後には2000万円必要」「3000万円くらいないと安心できない」そんな情報を目にすると、自分の貯蓄額と比べてしまうことがあります。そして、

「自分にはそんなにない」⇒「足りない」⇒「老後が怖い」と、不安が大きくなってしまうことがあります。でも、老後に必要なお金は、誰にとっても同じではありません。

住んでいる場所、住宅費、生活スタイル、家族構成などによって、必要になる金額は変わります。老後になれば減る支出もあります。一方で、医療費や介護費など、今とは違った支出が発生する可能性もあります。

だからこそ、まず「自分は老後に毎月いくらくらい必要なのだろう?」と考えてみることが大切です。

最初から完璧な数字を出す必要はありませんので、今の生活費を参考にしながら、大まかに考えてみるところから始めてみます。

老後の必要額を簡単に計算してみる

老後に必要なお金は、次のように大まかに計算します。
(老後の毎月の生活費-毎月の収入)×12か月×老後の年数+臨時支出への備え

たとえば、老後の生活費が月25万円、年金などの収入が月20万円なら、毎月5万円が不足します。65歳から90歳までの25年間なら、5万円×12か月×25年=1,500万円 となります。

もちろん、医療費や介護費、住宅の修繕など、まとまった支出が発生する可能性もありますが、まずは「自分の場合はどのくらい必要になりそうか」を、大まかに計算してみます。

老後に「いくら入ってくるのか」

必要なお金が見えてきたら、次に確認したいのが、老後に入ってくるお金です。代表的なのは年金です。

自分が将来、どのくらい年金を受け取る予定なのかを確認してみます。また、老後も働く予定がある場合は、その収入についても考えてみます。すると、必要な生活費 − 入ってくるお金 という形で、毎月どのくらい不足する可能性があるのかが見えてきます。

ここで大切なのは、「毎月5万円足りない」という数字だけを見て、すぐに「老後資金が足りない」と決めつけないこと。

老後までの期間や、現在持っている貯蓄などによって、状況は変わります。まずは、「毎月いくら足りない可能性があるのか」を知ることから始めてみます。

老後の毎月の不足額を計算してみる

老後に必要な生活費と、年金などの収入が分かったら、毎月の不足額を計算してみます。
老後の毎月の生活費-毎月の収入=毎月の不足額

たとえば、生活費が月25万円、年金などの収入が月20万円なら、
25万円-20万円=5万円 毎月5万円が不足することになります。

「足りない」と思った理由は何か

最後にもう一つ確認しておきたいことがあります。それは「老後資金が足りない」と思った理由です。

これも意外と大切です。たとえば「老後には○○万円必要という記事を読んだから」「テレビで老後資金の話をしていたから」「周りの人が、もっと貯めていると知ったから」ということもあるかもしれません。

一方で、自分の年金額や生活費、貯蓄などを実際に計算してみて、「このままだと不足しそうだ」と分かった場合もあります。

実は、この二つは、似ているようで少し違います。「なんとなく足りない気がする」という不安と、「計算してみたら、これだけ不足しそうだった」という事実は、同じではありません。

だからこそ、「足りない」と思ったときほど、一度立ち止まって確認する。それだけでも、不安の正体が少し見えてくることがあります。

「足りない」と思っても すぐに焦らない

老後資金について調べていると、「今からでは遅い」「もっと貯めないといけない」「投資を始めなければ」と、焦ってしまうことがあります。

でも、老後資金について考えるとき、最初から答えを出す必要はありません。まず、先の

① 老後にいくら必要なのか
② 老後にいくら入ってくるのか
③ なぜ「足りない」と思ったのか この3つを確認してみる。

すると、漠然としていた「老後が怖い」という気持ちが、「毎月これくらい不足しそうだ」「ここを見直せばいいかもしれない」という、具体的な問題に変わっていきます。

「足りないかもしれない」は、まだ結論ではない

「老後資金が足りない」と具体的に分かった時、「もう遅い」「どうしようもない」と考えてしまうことがあります。でも、「足りないかもしれない」と気づいたことは、むしろスタート地点。現在の状況が分かれば、

1.生活費を見直す。
2.働く期間を考える。
3.住まいについて考える。
4.支出を減らす。
5.収入を増やす方法を考える。など、いろいろな選択肢が見えてきます。

(このブログでも該当する記事を沢山書いていますが、タグ付けしていないので分かりづらく申し訳ありません。順次タグ付けなどをしていくつもりですが、もし宜しければ 検索窓🔍から探していただけるとありがたいです)

反対に、実際に計算してみたら 思っていたほど不足していなかった、ということもあるかもしれません。そのため最初にすることは、

「どうやってお金を増やすか」ではなく、「自分の老後のお金がどうなっているのかを知ること」。

老後資金の不安は、数字が見えないままだと、どんどん大きくなります。だからこそ、まずは不安を数字にしてみる。そして、その数字を見ながら、できることを一つずつ考えていく。老後のお金を考えることは、怖い未来を想像することではありません。

自分のこれからの暮らしを、少しずつ確認していくこと。そんなふうに考えてもいいのではないでしょうか。