起こりやすい認知症看護 接し方やコミュニケーション
 

怒りやすい認知症家族の看護は、とても難しく悩み多いことです。そこで、認知症の方への接し方やコミュニケーション法【魔法のユマニチュード】が「報道特集」で放送されていましたので視聴してみました。
 

認知症ケア フランス発 新手法と言われる、フランスで考案された介護の手法 「ユマニチュード」
 

病院関係者や介護職の方を中心に今、講習会が行われているようですが、この手法は、私たち家族こそ知っておきたい内容だと思いました。
 

私の父は、レビー症候群であったはずなのに、なぜか現在その症状が全く消えています。
 

その話はまた別記事でいつか書こうと思っていますが、レビーの認知症を発症している間、とても怒りっぽくなっており、暴言がひどく、私のことをすっかり嫌ってしまいました。
 

認知症がなくなった今も、父はそのことを覚えており、おかげで今は、父と話すこともできないという悲しい状況です。
 

もっと早く、この「ユマニチュード」を知っていたら・・私の今は変わっていたかもしれません。
 



認知症の家族の看護 怒りやすいことへの対応

動画では、看護婦さんが認知症患者さんの体を拭こうとする時、認知症患者さんが嫌がり抵抗する場面があります。
 

これは看護にあたり、どこでも日常的に見られる光景だそうです。
 

私の父は、認知症発症時、寝たきりではありませんが、何をするにも「一人で、自分で」したがり、少しでも手を貸そうとすると、確かに怒り出しました。
 

65歳以上の4人に1人が認知症になる可能性があるといわれています。なんか怒りっぽくなったな・・なんか性格が変わってきたな・・などと思っているうちに、ある日突然、、家族が認知症であったことに気が付くこともあると思います。
 

そして、気が付くまでの間、家族が認知症の方との関わり方を覚えるまでの間に、家族間の感情が壊れてしまうことがあると痛感しています。
 

大切な人が認知症になる前に、こういう「ユマニチュード」を覚えておくことが必要であり、たとえ認知症になってから覚えても遅くはない、知っておきたい事だと思います。
 

「ユマニチュード」の手法は、怒りっぽかった認知症患者さんの心を穏やかにし、笑顔にさせるあたたかな手法です。
 

認知症家族の苦悩を救うコミュニケーション法「ユマニチュード」

人は他の人から人間であると認識してもらえないと生きていけません。イヴ・ジネストさん考案の「ユマニチュード」は、フランスでは35年前から認知症の患者さんに用いられ、様々な状況に応じた150もの技術があります。
 

フランス国内では広く普及し、魔法のケアとも呼ばれています。
 

怒鳴ったり手を上げる事もあり、スタッフを困らせていた患者さんも柔和な顔を見せるコミュニケーション法「ユマニチュード」
 

それは、認知症の人との人間関係絆を作るテクニックです。
 

ユマニチュード 認知症の方との接し方

ユマニチュードは優しさを伝える技術。
 

私は貴方の友人ですよ。仲間ですよ。と認知症の人に感じてもらうには、「見る」「話す」「触れる」三つの行動で伝えます。
 

認知症の人は、相手から見られないと自分は存在しないと感じ、自分の殻の中に閉じこもってしまいますので、介助者が最初にすべきことは、あらゆる手段を使って「人間である」ことを
感じさせることです。
 

ユマニチュードのテクニック

[見る]

・遠い位置から患者さんの視野に入る
・目線は正面から水平の高さ
・近い距離で長い時間見つめる
 

[話す]

・優しさを込めた友好的で前向きな言葉をかける 
・表情を確実に伝える為、大げさとも思えるほどの笑顔を作る
 

[触れる]

・そして相手の反応を見ながら優しく体に触れる

 

ユマニチュードに時間はかかる?

見る・話す・触れる 
この1分ほどの行為で8割の患者の問題行動が消えるのだそうです。
 

例えば看護施設などでは、このような手法は、人手が足りない時間がかかるのでは?じっくり患者と向き合うのは可能?という不安が出るものですが、
 

ユマニチュードによって、
 

わずかな時間で人間関係築け、患者さんも協力的になり、ケアも少人数でスムーズに行える。看護婦さんが辞めてしまうケースも減る

 

結果的に時間がかからなくなるのだそうです。
 

私たち家族も、このユマニチュードで不要な感情のもつれはなくなるのではないかと思います。
 

認知症家族の接し方の本

ユマニチュード入門

Amazonでは 上記 ユマニチュードの手法の本は、老年看護学カテゴリー1位のベストセラーですが、看護婦さんなどは基本的なことは知っているので目新しい手法ではない、などという低いレビューも少しはあります。
 

ただ、私たち家族にとっては、こういうケアの仕方は知らない人が殆どなのではないでしょうか。
 

また、身内だからこそ、そして今まで元気だった姿を見ているからこそ、何十年も築いてきた会話の仕方、対応の仕方がすでに出来上がってしまっているものです。
 

元気であった過去の日々に、家族でユマニチュードのような手法で会話をしていたということはそうそうないのではないかと思います。
 

でも、認知症に家族がなったからには、急にユマニチュードでの対応をしても、きっとおかしくはない。
 

それどころか、急きょであっても対応を変えないと、家族間の感情はこじれ、私のように、修復が難しい状況になってしまうと思います。
 

私は、父と一緒に住んでいないだけに、仲直りをするチャンスすら今はありません。年老いた父が、あと何年生きられるか分かりません。レビー症候群の症状がない今、本来ならば大切な思い出作りもしたいのですが。
 

認知症患者さんと心のコミュニケーションを図る魔法のユマニチュード。
 

家族もぜひ覚えて取り入れたいですね。


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