老化による体力の低下を防ぐ!老年症候群予防の食生活8ヶ条!

老化による体力の低下を防ぐ

人は様々な生活におけるトラブルと、
病気が重なり合った時に、より「老化」を感じるものです。

「骨量の低下と腰痛」
「足のトラブルと関節症」
「コミュニケーションの減少と認知症」など

若いころの様に、例え病気があっても
「一病息災」というような状況なら、
気力と体力で乗り切ろうと思い、頑張れるのですが、
複合的になってくると、心身ともに弱ってきてしまうことが
多々あります。
 




老年症候群とは?

老年症候群というものがあります

加齢に伴う心身の機能の衰えによって現れる
身体的・精神的諸症状・疾患の総称。
高齢者に多く見られ、様々な原因や症状が連鎖的に関連して
悪循環を生じやすいことが特徴。
主な症状に、認知症、せん妄、うつ、めまい、
骨粗鬆症(しょうしょう)、転倒、尿失禁、食欲不振などがある。
近年、高齢者人口の増加と共にこれらの症状を訴える人も増加しており、
治療・防止に取り組む医療機関や介護施設が増えている。

コトバンク より引用

 

私の父母も80歳近くになりますが、
父は「老年症候群」になっていると思います。
複合的に症状があり、見ていても辛そうです。

対して母は心臓病を持っていますが、持病はそれだけです。
その為か、例え一つの病気が大きなものであったとしても
精神的に元気いっぱいなのです。

老年症候群の先には要支援・要介護状態があると言います。
 

生活における老化 生活体力について

何歳になっても元気に楽しく日々を過ごすために必要なのは
「生活体力=日々の生活に必要な身体能力」となります。

生活体力が落ちると老化を感じ始めてしまいます。
そして、この 生活体力の低下が老年症候群のスタート
になると言われています。

積極的に生活体力の維持に努めていくことが、
少しでも老化に対抗する手助けになるようです。
 

生活体力を測ろう

・長い距離が歩けない
・歩くスピードが遅い
・つまづきやすい
・硬いものが噛めない
・猫背になってきた
・握力が無くなった

 

などが出てくると、生活体力が低下し始めているサインです。
積極的で無理のない運動を心がけ、継続に努めましょう。
 

食生活での注意

継続的な運動とともに心がけたいのが食生活です。

1)一日3食バランスよい食事
2)動物性たんぱく質と油脂を十分に摂る
3)魚と肉をバランスよく摂る
4)緑黄色野菜、根菜など多種類の野菜を取る
5)果物を適量取る
6)食欲が無い時にはおかずを先に食べ、ご飯を残す
7)酢、香辛料などを活用する
8)ごま等の抗酸化成分を摂る

 

食生活にも意識をして
生活体力向上の手助けになるようにしましょう。
 

まとめ

無理なく楽しく継続する!

生活体力の向上も、食生活の改善も
習慣化することが長続きのコツ。

歯磨きをする時には、体をねじる、
お風呂に入る前にはラジオ体操をする、など

日々必ずする習慣に、一つ新しい習慣を結びつけると
継続しやすいと言われています。

生活体力向上・維持が、老年症候群の予防法です。