東京都内の下町に「滝」がある事をご存知ですか?
住宅街の中に、現れるうっそうと木が生い茂る「名主の滝公園」足を踏み入れるとそこは、別世界。東京都内にいる事を忘れる静かな避暑地。
さてその、北区の「名主の滝」を下町散歩。主人と行ってきました!
東京下町散歩に!「名主の滝」とは?
『名主の滝公園』は、江戸時代、王子村の名主の畑野孫八が屋敷内に滝を開き、茶を栽培して一般の人が利用できる避暑地として開放したのが始まりで、名称はそこに由来しています。
明治期に貿易商の所有となり、栃木の塩原の風景を模して庭石を入れ、渓流が作られました。
その後、精養軒が買収し食堂やプールなどを営業していましたが、戦災により荒れ果て、1975年北区の所有となったのです。
園内は回遊式の庭園で、樹木と渓流の調和が美しい公園になっています。
都内で森林浴。気軽に行ける避暑地スポット
GWの最終日、あちらこちらに、お散歩観光に来たと思われるご夫婦・ご家族連れなど 町には沢山の人がいらっしゃいましたが、名主の滝公園は、それでもひっそり。
誰も知らない秘密の避暑地に紛れ込んだような、不思議さをも感じる公園です。江戸時代から~と言う通り、タイムスリップした感覚も覚えます。
木がうっそうと茂る公園を進んでいくと、涼しげな滝の水音が。。。
※私が動画撮影してきました。
お天気の良かったこの日、木漏れ日による水面の輝きが近くの木の葉の裏側に反射し、きらきらと光る様は夢のような美しさでした。
都内に滝のある公園でマイナスイオン満喫!
滝をぐるりと回るように歩いていくと
滝を横から見ることが出来、正面からよりも尚 近くで水しぶきを感じます。マイナスイオンをたっぷり体中で味わえます。
もっと進んでいくと、
もうそこは、鳥の声しか聞こえない、時代さえも忘れてしまう空間が広がりっていました。滝の後は木々のマイナスイオンを浴びる森林浴が出来るのです。
公園内は広いので、歩いても歩いてもどこまでも続く公園の道のり・・
すると私達の想いを感じ取ったかのようなお休みどころも出現します。
とはいえ、ここは別世界。自動販売機があるわけでもなく、水道がある訳でもありません。静かな木々の中で、腰を下ろすだけのお休みどころ。それがまた風情があるんですよね。
秘密の避暑地なので、周りに誰もいませんし、木の葉が風に揺れる音が聞こえてくるだけ。途中、大きな喋々もいましたよ。
どれくらい歩いたでしょうか。。
外は暑い日だというのに、すっかり汗も引いてマイナスイオンも満喫したころ、公園の散策道は出口へと近づいていました。
いや。。それでも散策道を全部歩いてはいないと思います。結構 広い公園でしたので、端折りながら歩いていますので。
時を忘れ、日々の悩みを忘れタイムスリップできる魔法のかかった空間。それが東京下町 北区にある滝のある公園「名主の滝公園」でした。下町散歩にぴったり。森林浴ができる公園でした。
最寄駅は京浜東北線の「王子」駅。駅周辺には、お食事処も満載です。
音無親水公園・桜で有名な飛鳥山公園・稲荷神社などもありますので、下町のお散歩には事欠きませんよ。