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定年後、老後移住を考える。セカンドライフは、どう生きる
企業の調査結果による住み替え先の人気県ランキングなどから見えてくる、老後の住まいの選び方のお話をまとめました。
おすすめ老後移住先の選び方 調査と人気ランキングから
老後にそれまでの地域を離れて家を購入し引越しをしたり、田舎暮らしを始めたりと、夢は広がりますが、人それぞれの「良い」は異なるかもしれません。
オウチーノ編集部から首都圏在住で就労中の50~65歳の男女721名に「定年後の移住」に関して行ったアンケートの結果が発表されています。
退職後移住について考えているか?
移住は考えたことが無い 67%
移住に興味はある 22%
移住したいと考えている 7%
移住を具体的に考えている 4%
3人に1人が退職後の移住に興味を持って居ることが分かりました。
定年後の移住先 国内・海外別のデータ
1.国内移住に関して
2.海外移住に関して
住み慣れた街に老後も住みたいと考えつつも、5人に1人が国内で移住したいと考えています。
おすすめは?老後に移住したい県 人気ランキング
そして面白いのが「老後に移住したい県 人気ランキング」の順位。
1位 沖縄県
2位 東京都
3位 福岡県
4位 神奈川県
5位 北海道
(※不動産住宅サイトの SUUMO調べ)
自然豊かな地域と大都会がどちらも交互にランキング!
やはり、老後は自然の中でスローライフを楽しみたい人と、様々な便が良く暮らしやすい街に住みたい人と両極に分かれているようです。人気やおすすめの県は、人それぞれですね。色々な考えがあり、選択があります。
下記からは「老後移住しない」「海外移住」「田舎移住」「都会移住」「リゾート地移住」それぞれについて、成功例と失敗例をあげています。
老後移住しないという選択
成功例
古くからの知り合いがいるので安心。
失敗例
長い付き合いだからこその面倒やしがらみがある場合もある。
老後の海外移住 成功失敗
成功例
生活費の安価な地域への移住の場合、年金だけで快適に生活出来ることもある。
失敗例
病気になったり、トラブルに巻き込まれると、言語や国民性、考え方の違いに寄り問題が起こる可能性がある。病気に関しては医療技術や費用の関係から通院の為、日本に戻るなんていう話も聞かれる。
当記事内:海外移住3か国の実態に関して、このページ内でもまとめています。海外3か国の移住事情
老後の田舎移住 成功失敗
成功例
あこがれの自然いっぱいの地でスローライフを楽しめる。農業を始める場合でも、お給料制の農業法人に就職すると初期投資もかからず、最初から安定した収入を得ることが出来る。
農業求人・インターンシップ・農業体験のfarm+biz(ファームビズ)など
※平成18年以降の調査では、60才以上の新規農業従事者は、農業法人などの就職型が独立型を常に上回って居るようです。ニッポン移住・交流ナビ も参考になります。
失敗例
過疎地は人が来るのを歓迎するとはいっても、それは若い子育て世代に対してであって、老年世代は歓迎されないのが現実である。買い物や通院など日常生活に車が必要になる。車が運転できない年になった時には身動きが取れ無くなる。家を売り都心に戻ろうと思っても家が売却できない事がある。
老後の都会移住 成功失敗
成功例
衣食や病院など様々なものが身近で揃うので、車がなくても、年を取ってから生活しやすい。
失敗例
物価が高い。近所付き合いが希薄なことがある。(※とはいえ、下町などは近所付き合いは濃い事が多い)
老後のリゾート地移住 成功失敗
成功例
バブル時代などに作られたマンションが古くなり、熱海や葉山、湯沢や茨城の鹿島など 当時沢山のマンションや別荘が作られた地で破格の金額で売り出されていたりする。若い頃、憧れたリゾートライフを満喫できる。
失敗例
それらのマンションは空き室が多い事もある。買い物や病院など生活に不便。車がないと生活できない地域だと年々生活に困る。
当ページでもハウステンボスと軽井沢についての記事があります。
海外3か国の移住事情は
「世界の年収400万円で夢の豪邸&セレブ生活」という番組から。
老後は少しでも物価の安い所に移住したいと思う時、国内移住と同じく、ポイントは「医療と物価」。番組内では、海外移住の物価についての特集がされましたので、その実態を下記メモとして残して居ます。
海外移住人気の ポルトガル
物価が安いので、日本での400万は700万になります。ポルトガルは、ヨーロッパの人も移住したいという人気の国です。
【平均年収】
ポルトガル 平均年収は 235万円。
薬剤師 164万円
高校教師 199万円
会計士 488万円
【住宅事情】
家は、170㎡ 5LDKで 2400万円。
【福祉】
幼稚園3歳から18歳迄は学費が無料!
保険料を納めていれば保険料も免除で18歳まで無料!
【食品】
消費税は23%。
オレンジ1キロ(4個) 85円
人参1キロ(3本) 48円
パイナップル 1キロ 116円
鳥もも1キロ(4枚) 200円
米1キロ 70円
ワイン 150円 という驚きの安さ!
海外移住人気の シンガポール
日本での400万円は1200万円位です。シンガポールは、世界一ビジネスのしやすい国・住みやすい国ランキング1位。
【平均年収】
平均年収 390万円 日本とほぼ同じ位。
【食品】
物価は日本より高い。
ヨーグルト 540円 (日本 160円)
食パン 256円 (日本 150円)
車 1000万 (日本 250万円)
【医療】
アジア屈指の医療大国で、所得次第では医療費が補助金が出る。
【その他】
子供が3人いると所得税が無料。
物価が高いのに日本より住みやすいとされる理由は、食料は橋を渡るだけで行ける物価の安いマレーシアで買えるから。1.5キロの橋を渡ると「ジョホールバル」というマレーシアの街に行くことが可能。
海外移住人気の マレーシア
マレーシアは、10年連続 移住したい国ナンバー1。
(ロングステイ財団調べ2016年)
【平均年収】
マレーシアの平均年収は 137万円
【住宅事情】
住宅事情は築3年 236㎡ 1300万円
【食品】
食事は、デリバリー が充実していて宅配で頼むのが一般的です。週4日、3人分22日間頼んでも 月9000円。食品も激安。
【医療】
1.5キロの橋を渡ると、アジア屈指の医療大国シンガポールに行くことができる。
【その他】
土地や資材費が激安のため家も安く、また住民税と相続税が無いのでお金が貯めやすい国。オランダイギリスなどに支配された歴史の街 マラッカは、町一帯に様々な文化が残る歴史都市。観光客が多く集まる美しい街。
海外移住の実態 まとめ
特に日本人に人気なのはマレーシアです。
マレーシアは物価が安く、シンガポールは医療が充実。両国は橋一本で渡れるので、それぞれの良い所を利用しながら生活出来る。それが移住に人気の理由の様です。
本の内容もTVの内容と同じく、マレーシアの「ジョホール・バル」に住みながら、シンガポールの恩恵を受けましょうという内容でしたよ。
ただ、老後の年金暮らしに適した夢の国と言われた時代もありましたが、今は、マレーシア移住の条件も厳しくなって居るようです。ある程度の資産があって、初めて移住の許可が下りるようですので、その辺のマレーシア移住の条件などについては別記事で書いています。
老後・定年後の移住・住み替えまとめ
我が家の場合は、老後移住するなら大病院に近い、地域で食事に困らないスーパーの豊富な地域を希望しています。
人それぞれ、老後に求めるものが違い、一概におすすめの場所は決められませんが、誰にとってもまず一番に考える事になるのは、金銭的な問題ですね。
その時の資金源として、今現在の家がいくらで売れるのか?は大きな問題ですが、東京オリンピック後には、家の価格も暴落すると言われています。その前の2019年より、少しずつ不動産の価値も下がっていくとも言われています。
老後移住に興味がある時には、早め早めに見積りを取っておき検討しておきたいですね。
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