高齢者も移住で助成金50万円貰える! 年齢制限ない都市はココ

 老後移住
 

日本中どこにいても、オンラインで仕事が出来るようになった時代。自分の理想の生活をするために、老後は地方移住してみたいと考える事もあると思います。
 

 少し調べて居ましたら老後も対象となる移住助成金情報が出てきましたので、少しポイントを絞ってまとめてみました。
 

 中学生以下のお子さんのいらっしゃるご家庭や、夫婦の年齢が49歳以下など、地域の活性化を図る為の若手の流入を推進するための移住や起業の助成金・補助金、土地や家の譲渡に関しては、下記のページでまとめていますので、そちらをご覧くださいね。
 

こちら→ 【子育て世帯向け】移住で家と土地が貰える!地方自治体お得な制度など
 

 このページはもう少し上の世代(我が家もです)も対象となる「年齢制限が無い移住応援事業」助成金に関する情報です。
 



群馬県 桐生市「きりゅう暮らし応援事業」

群馬県桐生市には、年齢層が上の世代も対象となっている「住宅取得応援助成 補助金」があります。
似たものとして、桐生市で行っている移住支援補助金(若い世帯向け)もありますが、それとは異なる「きりゅう暮らし応援事業」で、転入先は桐生市内の黒保根町が対象となる「住宅取得応援助成金」です。この助成金は60歳代でも対象です。桐生市のHPにより そのモデルケースを転載しますと、
 

対象→夫婦とも60歳代の2人の世帯。
住まい→黒保根町の生活拠点区域内にある空き家・空き地バンク登録物件を売買契約500万円で購入し、市外から転入した場合。
 

助成金内訳→
基本補助金:500万円×3%=15万円
移住加算:40万円
誘導区域加算(黒保根町の生活拠点):10万円
空き家・空き地バンク利用加算:20万円
合計:85万円になるが、500万円の10%が上限のため 50万円(限度額)
 

桐生暮らし応援事業 詳しくはこちら→ 桐生暮らし応援事業
 

 注意点としては、この申請は取得した住宅に住んでからの書類提出となります。また当記事の作成時以降に、各種変更がある可能性もあります。ご興味ある場合には、桐生市の先のページ→ 桐生暮らし応援事業 を随時ご確認くださいね。
 

移住先の黒保根町ってどんなところ?

 黒保根町のパンフレットがありましたので、下記にURLを載せています。
 

黒保根町のパンフレットはこちら→ くろほねで暮らす
 

 古き良き日本の田舎暮らし、そして田舎の風習が残っており、ノスタルジーを味わえる素敵な日本が残っている地域のようです。日本の原風景が好きな方には、堪らない土地かもしれません。また近所付き合いも蜜のようですので孤独感は感じないかもしれません。「暮らす」となると人それぞれの生活スタイルがありますので(パンフレットを見る限り)自分に合っていると思われる方には、素敵な地域の様に思われます。特に老後は、近所とのかかわりにおいて「好む程度」は人それぞれ差が大きくなる年代となります。また老後に移住すると、その地が最期の地となる可能性が高くなりますので、応援事業の金額に目を奪われない事を前提としながら、思い描く未来像の一つとして、検討してみるのも良いかもしれませんね。
 



黒保根町空き家バンクにはどんな家がある?

 群馬県桐生市の空き家バンクHPは下記となっています。
 

桐生市空き家バンクはこちら→ 桐生市空き家バンク
 

 サイトを見てみましたが、掲載されている町は同じ地域が多く、黒保根町を探せるまでに至りませんでした。どの位の空き家が登録されているのかは不明です。もしかするとネット上には掲載せずに、黒保根町移住希望者に紹介しているのかもしれません。
 

高齢になってからの移住について

 年を取ると医者に行くにも、買い物に行くにも何かしら不便を感じることが多くなります。それを思うと、高齢者向け生活地点としては、当サイト内の下記ページでも紹介しているコンパクトシティ(詳しくは下記↓記事をどうぞ)があります。
 

老後移住 人気都市は? 住宅費を下げる住み替えと使える制度

 

 このコンパクトシティが一番安心で生活しやすいと思うのですが、国のコンパクトシティ計画は、残念ながら思うように進んでいない様です。桐生市においても市として、高齢者が暮らしやすい 桐生市コンパクトシティ計画を進めているようです。しかし、そのコンパクトシティ計画ぺ^寺内に「黒保根地区は、山間部のため可住地が少なく高齢化や過疎化が進行しています。」との記載があります。
 

 故に、この黒保根地区に60歳以上の高齢者が移住する事は 桐生暮らし応援事業 モデルケース3 と記されてはおり助成金も出ますが、高齢者移住の地としては難しいのかもしれません。移住を検討する場合には、一度見学に行かれることをお勧めします。