資産が消える【大損の罠3つ】家計費節約・老後資金作りに注意

家計費節約 保険の見直し どこで相談すると安心でお得?
 

定年までに2000万円が消える保険の罠。保険営業担当者に勧められたまま 保険に加入していませんか?本当は保険は苦手。という事はありませんか?そこには大きな罠が潜んでいます。保険屋も商売です。売り上げを上げるのが仕事です。結果として 保険会社や担当者の利益優先=私たち消費者の為ではない保険営業の実態が存在します。だから数年前、あの信頼の要でもあったはずの「ゆうちょ」「かんぽ生命」による保険詐欺が人々を震撼させました。
 

保険は難しい事はありません。担当者選びを間違えなければ資産が消える事はありません。ただ、多くの人が保険担当者選びを間違え、多額のお金を失っているのが事実です。資産を守るために今すべきこととは?ご紹介する失敗3つはきっとあなたの資産作りにお役に立てると思います。
 

最後までお読みいただくと、不要な保険料支払いを無くし 必要な保障を付け 保険料の節約が上手にできるようになっています。
 



保険の見直しの必要性と注意点

老後資金(資産)作りには、まず保険の見直しは必須です。それをしないとお金は貯まりません。保険は人生で家に次ぐ大きな買い物と言われています。旦那様が20000円弱、奥さまが8000円を30代の頃から毎月支払い10年更新型だとしたら。30歳ころから65歳まで保険をかけ続けると「総額1200万円弱」(参考:保険のマンモス 得する家計&保険 はじめてガイドより)
 

それは旦那様の分だけですから、奥さまの分も足すと 二人で2000万円程の支払い総額。保険料は家が一軒買える程 高額です。支払いには十分に気をつけて下さい。
 

また 保険見直しで無駄な支出を省き、必要な保障に入るためには、決して一人の担当者の意見で決める事は大変危険です。あなたの家の事を全く知らない ほぼ初めて会った保険担当者が、あなたの家に適した保険を勧める事が出来る筈もありません。でもそれが横行しているのが保険の世界です。保険加入の失敗例を下記よりあげています。
 



保険加入の失敗1

保険見直しの際のポイント
 

【保障内容が古くなる】
 

保険は見直しをしないと 保障内容が古くなっていきます。いざ保険金請求をしてみたら、時代にそぐわない保険となっていて保険金が ほぼ貰えない。気づけば自分は、昔の時代を生きた「浦島太郎」状態。それは現実に起こります。それを避ける為に「保障はしっかり、保険料は安く!」定期的に見直しをする必要があります。
 

最近、アナウンサーの徳光和夫さんの保険のCMでも「保険は見直さないと、保障自体も古くなっていく」と言っているのを見たことがありませんか?保険で損をしない為に、保険で失敗をしないためには、加入していることに安心せず、放ったらかしにせず、時々手入れ(見直し)が必要です。
 

まずは現在の補償内容が時代に合っているか、保険相談窓口などで見てもらう必要があります。
 



保険加入の失敗2

保険見直しの際のポイント
 

【営業担当を信じすぎる】
 

現在加入している保険で営業担当者がいたら、その担当者には2種類のタイプの人が居ます。
 

1.「加入者ほったらかしの人」2.「自分の利益になる見直し提案しかしない人」。保険営業員には、そういう担当者がいるのも事実です。彼らも人の子です。顧客の利益を考えて動くとは限りません。充分にお気をつけください。
 

かんぽ生命押し売りの口コミ 保険の悪質な勧誘手口はコレ【金融庁も警告】私たちの保険が危ない!
 

かんぽ生命の事件は、加入者の存在とお金を無視した詐欺でした。消費者としても 私たちのお金を守るためには、忘れてはなりません。そこで先の2つのタイプの営業担当者を説明していきます。
 



1.加入者をほったらかしの保険営業員

加入しても、そのまま放ったらかし。古い保険が無意味になりつつあっても、どんなによい新商品が出ても、自分に利益が無ければ 声もかけてこない人。見直し提案さえしてくれません。加入後のケアは無いという事です。
 



2.自分の利益になる保険見直し提案をゴリ押しする保険営業員

反対に「新しい保険が出た!」と、事あるごとに保険を乗換えさせることで、保険会社や保険外交員さんの利益を出そうとする人。
 

保険販売の手数料は7~8年の加入で殆ど無くなります。そのタイミングで保険営業員から乗り換えを提案されることがあります。
 

また、保険会社で年に3~4回、営業員のノルマが2倍になる「重大月」というのもあります。その時に新たな保険加入や転換(この後説明)で見直しを勧めてくることもあります。営業員が自分のノルマ達成のためです。
 

いずれにしても「保険やの利益が優先」の行動です。私たち消費者の為に保険を提案してくれたり、見直しを勧めてくれている訳ではありません。要注意です。
 

保険加入の失敗3

保険見直しの際のポイント
 

【保険の転換を勧められる】
 

現在の保険担当者による保険見直しは転換に注意してください。現在加入中の保険会社の担当による保険見直し提案では、この後にお話しする「保険の転換・下取り」という 保険見直し法を勧められることがあります。消費者が気づけない保険のからくり「罠」です。十分にお気を付けください。
 

我が家の場合には、あまりにも酷いやり方だったので、のちに気付くことができました。しかし、あなたの担当者が優しい語り口調だったら、老後まで 気づかず支払いを続ける可能性があります。
 

保険見直しの転換・下取りとは?

 

「私達が今まで支払った大切な保険料を下取りされ、その後の保険料の支払いに使われる(下取りされる)仕組み」。見直し後の毎月の保険料は「安く見えるだけ」という保険のからくり・保険の罠です。
 

実際には、今まで積み立てていた貯蓄部分が削られ、その後の契約における掛け捨ての保障部分に使われる事が多いので、月額保険料が下がったように見えるだけです。実際は、今までと変わらず、毎月ものすごい「高額保険料」を払い続けていることになります

 

私たちの人生を守る保険が、私たち消費者のためではなく、保険やの営業員の利益重視・保険会社の利益重視で加入している現状。これは誰にとっても他人事ではありません。私たちがつい信じてしまう「ゆうちょ」の「かんぽ生命」ですら、巨額の詐欺事件を起こし 沢山の人が騙された訳です。保険の罠は 今現在支払っている あなたの保険料にも隠されているかもしれないのです。
 

保険屋主導の加入実態は、この他にも色々な罠があり、金融庁も警鐘を鳴らしています。このページの最下部でも一例として「外貨建て保険」に関する金融庁のレポートを紹介しています。このように保険には 色々な罠があります。
 

保険の見直しの必要性と注意点 まとめ

結局 保険見直し時、保険会社と加入者のお互いの利益が一致する事ばかりではありません。保険会社も利益を出さないといけない訳です。そこに私たち素人に分かりづらい「保険のワナ」が存在します。
 

そこで私たちが資産を守り、貯蓄を増やすために、保険加入や保険の見直しで失敗しないためには、現在の保険会社以外の専門家に保険の見直し相談をする。 保険見直しにもセカンドオピニオンが必要。
 

今は、いくらでも情報が獲れる時代です。(この後、ご紹介しますが)保険相談窓口だって街には様々な窓口があります。そういうものを利用することが大事であり、私たちの資産を守る対策となります。
 

我が家の例

私がまだ若く可愛かったころ(?)我が家は保険屋のおばちゃんに騙され、保険の見直しで大失敗しました。保険屋のおばちゃんは、ある日突然やってきました。「大至急保険の見直しを!」。今振り返れば、やはり営業員のノルマが2倍になる重大月でした。
 

「ハンコ持ってきて」「今月中に保険見直しをしないと!」「損しますよ!」「早く早く!!」と目の前に現れたのは、月末の最終週でした。我が家は考える時間も与えられず、説明もされず、ただただ圧倒され、見直しした方がいいんだ!と思わされました。
 

そして我が家は先の「保険の転換・下取り」という罠にはまりました。気付けば多額の保険料を支払い続けていました。
 

Q:保険見直しはどこでする?4つの方法

保険の見直し相談には4つの方法があります。
 

1.現在の保険やに相談する

2.自分で資料を取り寄せて保険の見直しをする

3.保険ショップに相談に行く

4.ファイナンシャルプランナーに相談する
 

A1:現在の保険やに見直しの相談をする

おすすめできません。
 

ここまでにお話した通りです。月の保険料が安くなっても総支出は変わらず、高額な保険料の支払いが続く保険の罠があります。保険やは、自分にとって都合の悪い「その大事な部分」を説明せず、私たちが高額な支払いが続いていることに気付かないことがあります。
 

悪質な保険の乗り換え(転換)をさせられないためにも「安易に 現在の保険屋の見直し提案に従う」のは、避けるべきです。現在の保険屋に見直し相談をしたとしても、必ず保険相談窓口などを利用して、他の人の意見も聞いてみる(セカンドオピニオンを貰う)必要があります。
 

A2:自分で資料を取り寄せて保険の見直しをする

現実は難しいです。
 

自分で 保険の資料請求 をし、パンフレットを取り寄せて、今現在の保険の加入内容と見比べ、自分に取って必要な保障・不要な保障の区別が付く場合には、自分で見直しをすることもできます。
 

とはいえ、保険の専門家でもない限り、なかなか自分だけで保険の商品内容をパンフレットから全て理解するのは難しいです。加えて現在の保険と比較するのは、素人には更に難しくなるのが現実です。
 

A3:保険ショップに相談に行く

ぜひ利用してみたい保険の見直し相談方法です。
 

保険ショップでの相談は、無料です。そして専門家の意見を聞けるますので参考になります。保険相談は、保険加入が前提なわけではありません。なので 気楽に利用したい相談方法です。
 

A4:ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する

おすすめです
 

幅広く 人生全般を見て保険の相談をしたい時には、人生のお金の専門家ファイナンシャルプランナーとの相談が安心です。
 

保険の罠にかからない保険の見直し相談方法

一番簡単な 私たちが難しい保険の罠にかからない為の対抗策として=保険で失敗しないために私たちが身を守る方法としては、今、加入中の保険会社の外交員さんに相談しないことです。様々な方面の複数の保険相談員に見直し提案を貰う事です。
 

病気の際には、他の医師にセカンドオピニオンを貰ったり、リフォームの際には、複数の業者に合い見積もりを取るのと同じこと。
 

大事な事なので繰り返しになりますが、現在加入中の保険会社の外交員さんに相談すると、保険の見直しをしたつもりで「保険の下取り」「転換」という罠には落ちる事があります。見直ししたつもりでも 総支出は変わらず 今まで支払った保険料が 今後支払う掛け捨ての保険料に回されてしまう可能性があります。
 

私たち消費者は「月額保険料が安くなった」と喜んでいる場合ではありません。騙されている可能性があるのです。
 

結局、保険は
 

・保険やさんを信じて、見直しせずに同じ保険の加入を続けていても
・保険やさんの言うがままに、見直しをしても、
 

今現在の保険会社には頼れません。いずれも問題が生じる可能性があります。すべての保険営業員さんが悪いわけでは無く、中にはもちろん信頼できる良い方もいると思います。人間ですから色々な人がいるとは思います。ただ みんな仕事ですから。保険会社や営業さんが、利益を出そうとするのは当然です。
 

とはいえ、私たち消費者を 騙しちゃいけない。そして 私たちは騙されちゃいけない。
 

私たちが資産を守り、貯蓄を増やすために、保険加入や保険の見直しで失敗しないためには、現在の保険会社以外の複数の専門家に 保険の見直し相談をする。
 

たまたま出会った担当者が、私たち家族に最適な保険の提案をしてくれるとは限りません。人生はすべてが人との出会いで決まるように、保険の見直しも 相談する人が異なれば、提案内容も違いますし、意見も異なります。それによって私たちの人生も資産も変わります。
 

一つの保険相談だけではなく、複数の保険相談を利用し、担当者の提案を比較します。そうすれば一番信頼できる提案内容を 私たち自身が選べます。その為に利用できるのが保険相談窓口です。
 

おすすめ 保険見直し相談ショップ 3選

安全に賢く保険見直しをする為に、おすすめの保険見直し相談窓口です。
 

おすすめ保険ショップ 保険見直し本舗

保険見直し本舗
 

私も最初の一歩としては、保険ショップ「保険見直し本舗」に行きました。まずは加入している保険の現状について、専属のコンサルティングアドバイザーが、保険見直しの必要があるかどうかを教えてくれました。
 

「〇〇の保障が足りないのでは?」とか「これは保障が多すぎると思います。」などなど、意見や新たな提案をもらいました。
 

保険の見直しが必要ない場合には、無理に勧められることもありません。また、保険の提案があっても、その場で加入を決めて来る必要はありません。
 

無料保険相談窓口「保険見直し本舗」のサイトにも、下記のように記載されています。
 

ご相談の結果、お客様の加入されている保険を見直さずにそのまま続けたほうがいいということもございます。このような場合でも相談料は一切いただいておりません。

 

保険ショップでの保険相談は、まずは「話を聞きに行く」という気軽なスタイル。現在加入中の保険に悩んだ時に、頼れるのが保険の見直し窓口です。
 

また、先の保険見直し本舗は、最近日本で続いている自然災害の備え(水害など)の損害保険の相談も出来る数少ない窓口です。
 

提携保険会社数は45社以上、全国の店舗数も250店舗以上ある大手保険見直し窓口なので安心です。
 

保険見直し本舗(見直しでお米プレゼントキャンペーン中)
 

おすすめ保険ショップ検索サイト「保険相談のニアエル」

保険相談のニアエル 口コミ評判
 

上記、保険見直し本舗をはじめとした、近所の保険ショップは、最近CMでもおなじみの下記、保険ショップ検索サイト「保険相談のニアエル」でも検索・予約ができます。
 

「保険相談のニアエル」内 みつばち保険も、とても人気の保険ショップです。また、サイト内で お住いのお近くにある「店舗別の口コミや評判」も見ることができます。
 

保険相談のニアエル口コミランキング
(2019年4月の口コミランキング)保険相談ニアエルで紹介のない窓口もあります
 

1位 話せるほけん 戸越銀座店 
2位 みつばち保険ファーム ミスターマックス湘南藤沢店  
3位 みつばちほけん アリオ鷺宮店 
4位 みつばちほけん ヤオコー川越的場店 
5位 保険テラス グランフロント大阪店
 

忙しい方には、希望の日時と地域を選ぶと該当する窓口を予約してくれる「おまかせ予約」もあります。とても便利に利用できるのが、保険相談ニアエルの特徴です。
 

保険ニアエル おまかせ予約
 

おすすめFPとの保険相談窓口

保険見直しラボ キャンペーン
 

私自身、父母と我が家の悔しい保険加入体験から、保険相談窓口をいくつも歩きまわっていますが、最大級の保険相談サービスで、全国の対応エリアも広い「保険見直しラボ」は、相談しやすい良い窓口でした。
 

何と言っても、平均継続年数12.1年の経験豊富なファイナンシャルプランナー揃いなので、安心して相談できました。お金の専門家なので、公的保険との兼ね合いを見ながら相談が出来るのが良い点です。
 

まずは現状について相談してみると、新たな情報が貰えると思います。それに担当者が合わない場合にも、イエローカード制というものがあるので安心です。
 

保険見直しラボ
 

参考資料)保険加入の罠「外貨建て保険」金融庁が出している警告

保険見直しの際、下記「外貨建て保険」の勧誘にも気を付けましょう。

○ 外貨建保険は、円建ての貯蓄性保険と比べ、顧客に為替リスクを負 わせているという特性がある。顧客がその為替リスクをはじめとす る商品内容を理解した上で、自らのニーズに合致した商品と考えて 選んでいるのかとの問題意識を有しているところ。
○ 例えば、苦情の内容をみると、為替リスクや元本割れの説明を受け なかったという苦情が多数寄せられていることからも、顧客がその ような商品内容を十分に理解した上で選んだとは必ずしもいえない ケースもあるのではないか。

金融庁
 

【追記2019年:朝日新聞ほか】

外貨建て保険 苦情急増 6年で4.3倍 リスク開示不十分 

生命保険会社が銀行などの窓口を通じて販売する「外貨建て保険」で苦情が相次いでいる問題で、全国銀行協会の藤原弘治会長(みずほ銀行頭取)は14日の定例会見で、より丁寧に商品説明する方針を示した。高齢者の契約で親族に同席してもらうほか、契約後の説明も充実させるように各銀行に周知する。

藤原氏は「高齢者に対する(契約時の)親族の同席やアフターフォローに重点的に取り組むよう周知徹底させる」とし、「(外貨保険には)リスクがあるということの説明責任が重要だ」とも述べた。

朝日新聞デジタル