病院の薬代の節約2つ!飲み忘れのお薬とお薬手帳忘れの対処法!

病院お薬代の節約

飲み忘れの薬などで頂いたお薬が余ってしまう。お薬手帳を、どうも毎回忘れてしまう。
そんな事はよくありませんか?
 

ついうっかり、が重なると無駄なお金がかさんできますよね。病院やお薬代は、どうしてもかかるものですが、不必要なお金を省く方法はありますよ。そこで「小さなうっかり対処法2つ」のお話です。
 

また2022年4月から導入された 通院回数を減らせるお薬の長期処方「リフィル処方」制度についても追記しています。
 



飲み忘れのお薬はどうしたら?

保険の悩み

疑問頂いた薬が余っています。

答え
飲み忘れで余った薬は薬局に持って行きます。本来は飲み残しは無いに越したことは無いのですが、誰しも飲み忘れが出てくることはありますよね。その時には、薬剤師の方が、残薬とこれから貰う薬の数を調整してくれます。必要以上にお薬を手元に置いておく必要もないので、ぜひ薬局に持って行きましょう。
 

ただ、「今後のまないから」という理由での「返品」「返金」は出来ないようです。
 

お薬手帳を忘れてしまう

制度改正に寄り、お薬手帳を持って行く人と 持って行かない人では管理指導料が異なってきます。
 

薬の代金に含まれている「管理指導料」は お薬手帳を持って行った人が380円であるのに対し、お薬手帳を持って行かない人は500円がかかってしまいます。
 

ということは、お薬手帳を持って行き忘れるだけで、120円も多くお代金がかるのです。(自己負担額としては、1~3割で最大40円)
 

加えて、以前はお薬手帳を忘れても、処方内容のシールが貰え、自分で手帳に貼ることが出来ました。でも、今は、処方内容のシールが貰えません。薬剤師さんが手帳にシールを貼ることになっています。
 

お薬手帳を忘れてしまうと、処方内容の記録が残せなくなってしまいます。管理指導料40円の節約だけでなく、手帳は忘れずに持って行きたいものです。
 

そこで最近「お薬手帳アプリ」が登場しています。
 

・日本薬剤師会 日薬e-お薬手帳
https://www.nichiyaku.or.jp/e_okusuritecho/howto.html

・日本調剤の お薬手帳プラス
https://portal.okusuriplus.com/
 

ちゃんとお薬手帳の代わりになりますので、紙の手帳を忘れても40円という余分な支払いもしなくて済みます。処方内容の履歴も残りますので安心です。
 

お薬手帳をカバンの中に入れることは忘れても、スマホを忘れていく事は、あまり無いですよね。これは便利なアプリだと思います。
 

まだ全ての薬局でアプリに対応している訳では無いようですので、使えない薬局もあるようです。しかし今後はきっと、電子お薬手帳は主流になっていくと思われます。
 

スマホは、これから益々「個人情報の入った大切な手帳」になりそうです
 



2022年4月から導入 リフィル処方で節約できる?

2022年4月より 持病で通院している場合、症状が安定していれば長期処方が可能となりました。1回の処方箋を反復利用できます。回数の上限は3回ですが、1回あたりの投薬期間などは個別にかかりつけ医が決めます。このリフィル処方箋により、毎回診察に行かずに薬を貰うことが出来るようになり、通院交通費、それにかかる時間なども節約できます。希望がある場合には、医師に相談してみるのも良いかと思います。
 

しかしながら、例えばコレステロール血症の薬(通常の処方が70日)を飲んでいる私の場合ですが。かかりつけ医に相談したところ、リフィル処方を希望したとしても、かえって全部で60日分の処方になってしまうとのことでした。
 

リフィル処方ではなく、毎回通院の上 処方してもらう方が通院回数が減る場合(患者さん)もあります。コロナ禍でもあり、出来るだけ通院しなくても良い方法を取りたいものですが、リフィル処方が良いかどうかは、患者の病状などにもよるようです。
 

まとめ

うっかり残ってしまったお薬と、うっかり忘れてしまうお薬手帳。ふたつの「うっかり」対処法と2022年4月からのリフィル処方のお話でした。
 

健康に元気に、そして一つ一つ丁寧に対応し、無駄を省きながら暮らしていきたいですね☆