老後の保障はどの位必要?安心老後のためにチェックしてみよう

老後準備 40代 50代 老後の保険料はどうする?保険料平均と年金以外に欲しい生活費平均額から

昭和40年以来 3年に1回の割合で行っている「生命保険に関する全国実態調査」によると、保険の加入率は、前回24年の90.5%から89.2%へと下がっています。
 

加入件数も24年の4.1件から3.8件へ。
 

保険の見直しがCMで叫ばれるようになりましたし、不要な保険に加入している事が多々ある事に消費者が気付き始めました。
 



月々の保険 平均支払い額は減少の一途

先日は、金融庁も保険の加入状況に関して不要な保険、消費者に即した保険に加入していない実態に対し警鐘を鳴らして居ると、NHKクローズアップ現代で放送されました。

生命保険 悪質な勧誘手口【金融庁も警告】押し売りの口コミ
 

また、年間払込保険料は24年の41.6万円から38.5万円へ。普通死亡保険金額も2763万円から2423万円へ。
 

払込保険料も希望の保険金額も、この3年間に下がって居ます。
 

月々の保険の支払い額 平均は?

前回の調査よりも支払い保険料の平均が下がったとはいえ、平均保険料は月々32000円ほどの支払い額で、合計の年間払込保険料は38.5万円です。
 

その保険料で毎年保険に加入していたら支払い額は、10年間で385万円。20年間で770万円となっていきます。
 

ビックリするくらい高額ですよね。それだけのお金があったら、充分老後の資金になるのに。と思うのは私だけではない筈です。
 

そしてそんなに保険料を払ってきたのに、恐らく、その保険から保険金が下りる機会は、今までもあまり無かったのではないでしょうか
 



生命保険加入の目的は?

先の「生命保険に関する全国実態調査」によると。
 

Q:保険加入の意向について

1.病気やケガの治療・入院への備え 50.9%
2.万一の場合の保障 48.4%
 

その他、万が一の場合の補償(他人に損害を与えた場合の補償)は 老後破産の原因と対策!4つの怖い事態を救う保険は?
 



Q:保険加入の意向のない理由

1.経済的余裕がない 51.3 %
2. 生命保険にはもう十分加入している 22.8%
 

経済的な生活不安を解消する 世帯の生活保障希望額は

実際にどのくらいの保障額を必要として居ると考えているかというと、その平均額は、
 

・世帯主に万一のことがあった時の家族の必要生活資金 総額 5,653万円
・世帯主が入院した時の必要資金 月額 25.5万円 
・世帯主または配偶者が要介護状態となった時の必要資金 総額 3,308万円
・世帯主が就労不能となった時に必要な生活資金 月額 28.6万円
 

必要生活資金に関しては、年齢や家族構成にも依ると思います。そのため何が平均額になるかは難しい所かと思いますが、老後に関する調査においては、下記のデータがありました。
 

公的年金以外の夫婦の老後の必要生活資金
(月額、60〜64 歳) 20.1万円 
(月額、65歳以上) 16.0万円 
 

公的年金以外に65歳以上では、16万円位を希望する人が多いようです。
 

となると、先の記事の 老後資金が用意できない?50代が準備している平均額 に書いたように5000万円の準備をしておかないとなりません。
 

現実はシビアですね。
 

そんな中、ついつい不安で保険に加入してしまう実態もあり、私達の保険加入に関しては金融庁も警鐘を鳴らしています。先日はNHKクローズアップ現代でも特集が組まれていました。
 

関連記事金融庁も警告!貴方の保険が危ない!
 

希望の保障額と保険の保障額の差を考えると

日本人は、保障の手厚い国民健康保険に、すでに加入していますし、民間の生命保険にはもう十分加入している。そんな意見も聞かれる時代になりました。
 

とはいえ、まだまだ不安から、かなりの保険料を支払い続けている人が多い時代です。しかし保険は必要なものだけに入らないと、老後資金は貯まりません。手元に残るお金を増やすためにも、要らない保障は省いていかなければなりません
 

あなたが 現在加入中の保険について考えたのは いつですか?
もし数年 保険について再検討や見直しをしていなかったら、
 

「老後に向けて 今、考えてみる必要があります」
 

Q:保険商品の情報収集は誰から?

では、どのように保険に関する情報収集や相談をして居るかというと、

・「生命保険会社の営業職員から」は、24年の52.7% → 27年は48.9%と減少。
・「保険代理店から」は、24年10.4% → 27年は12.9%へと上昇。
 

Q:保険は誰から加入した?

1.生命保険会社の営業職員 24年の68.2% → 59.4% (減少)
2.保険代理店の窓口や営業職員 24年の6.9% → 27年13.7% (上昇)
 

時代は、保険の情報収集も、契約も「保険会社の担当さん」から「保険代理店」に変わってきているようです。
 

総合して結果を見ると、昔は「保険やさん」から保険を購入するのが常でしたが、現代社会では、自ら足を運んで保険を購入するような「代理店」での加入が増えている事が浮き彫りになった、そんな調査結果になっています。
 

保険の見直しについて

私たちは自分の保険について、ときどき見直して、無駄な保険の支払いを止めていく必要がありますが、上記の代理店として最近多いのが、TVCMでも良く見る保険の相談窓口があります。
 

ただ、いざ保険の見直しをと思っても、なかなか面倒だと感じるときには、ニアエル保険ショップ検索サイトに「おまかせ予約」 という便利なサイトもあります。相談希望エリアと相談希望日時、相談内容を入れるだけで、希望に合った保険相談窓口の予約ができます。
 

また、現在の保険の加入状況を見てもらって、希望があれば見直しの提案ももらえる
保険見直し本舗 もあります。
 

提携している保険会社の数も、業界でも群を抜いて多い45社以上。より幅広い保険商品の中から、現状に合った保険商品を紹介してもらえます。まずは現在の保険加入内容について確認したい、というときにも、無理な保険商品の勧誘はしないシステムになって居ます。なので私達消費者が安心して相談できる窓口だと思います。全国でも250店舗以上あります。
 

私も一番最初の保険相談は、保険見直し本舗に行きました。私は見直しの提案を頂きましたが、その時には、お断りしています。その後は担当者の方から連絡もありませんでした。なんだか、かえって相談だけして悪いような気もしましたが、保険商品って、人生において住宅の次に高いお買い物ですからね。私たちもシビアにならざるを得ませんし。。
 

保険見直し本舗は、来店も訪問サービスもあります。初めての保険相談でも何かと選択肢が広いので、相談しやすいです。
 

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