国民健康保険で助成金を受けながら人間ドッグを受ける事ができます。また75歳以上の後期高齢者医療保険になっても かなり多くの自治体にて 助成金を貰い人間ドッグを受ける事ができます。
もともと国保に加入していた人は勿論の事、定年まで企業で加入していた保険組合から抜けた=定年退職したからと言って、もう人間ドッグは受けられないと思う事はありません。健康長寿に向けて 老後も助成金をもらいながら健康管理に励みましょう。
また厚生労働省が 国民の健康づくりを推進する上で適切な内容の施設を認定しその普及を図るため「健康増進施設認定規程」を策定しています。メタボなどで運動療法が必要な場合、医師の指示があれば、なんとトレーニングジムなどの使用料も医療費控除できる制度もあるのです。
知らないと損する スゴい制度ですよ。該当する人は 今から準備し 新年から使い倒す&健康増進に励みましょう~。
1.人間ドッグ助成金が貰える人は?
・自治体の国保や後期高齢者医療保険に加入。申請日までに保険料の未納が無い事。
・人間ドックの全ての項目を受診すること。
・同一年度に1回のみ
などの規定があります(それぞれの自治体の基準をご確認ください)
助成金の貰い方は?
自分で申請した後に振り込まれる場合と、給付額が引かれた後の額を支払う場合があります。これも それぞれの自治体により異なるようですので、ご確認ください。
例えば私の住む自治体では 既に助成金が引かれた金額 6600円を医療機関で払うシステムになっています。
ぜひご自身の自治体の「人間ドッグ」補助金・助成金制度を確認してみてください。年に一回、後期高齢者医療保険加入者も対象の自治体では、死ぬまで(国民健康保険加入者の身の自治体では74歳まで)費用の心配なしに人間ドッグを受けることが出来ます。
2.トレーニングジム代が医療費控除できる
また、人間ドッグなどでメタボなど運動療法すべき状態であると分かった場合、条件を満たせば トレーニングジムや温泉施設などの使用料が医療費控除できます。補助金ではなく医療費控除ですので 確定申告することで その年に支払った税金が戻ってくる仕組みです。医師の処方した運動療法処方箋に基づいた運動療法を行ない、一定の条件を満たすことが対象条件です。
対象の施設は日本全国にあります。お近くにあるか確認してみてくださいね。
運動型健康増進施設 認定施設一覧
温泉利用型健康増進施設 認定施設一覧
温泉利用プログラム型健康増進施設 認定施設一覧
老後も費用を抑えながら健康管理
老後も自治体の健康保険で 助成金を貰いながら人間ドッグを受けられる。結果、必要があれば医師の指示の元 トレーニングジムや温泉施設で療養し、その費用は医療費控除できる。
ぜひこの制度を利用しましょう。