老後に不安のない家づくり【老後の家対策と4つのリスク】

老後の家

昔、家は一度購入すれば終の棲家でした。けれど今は、人生100年と言われる時代。購入後の家の寿命より人間の寿命の方が長くなりました。嬉しい反面、老後まで安心して住める家探し(家づくり)を考えると不安も増す時代ですね。
 

新築で購入した家も、一度は、建て替えや住み替え リノベーションを検討することになります。また、中古住宅を購入して、自分好みにリノベーションするという事も、とても人気です。また、家の内装にも流行がありますから、常に最新の間取りとデザインに変更したいと思う事も多々あります。いずれにしても安心して老後を暮らせる家づくりには お金がつきまといます。
 

住み替えやリフォームは必ずや誰もが通る道となりました。だからこそリフォーム・リノベーションは、なるべく上質な製品で、上手な職人さんにお願いしながら、お安く工事をしたいものですね。
 

ここでは、老後の家の現金化対策や そのリスク、立て直し住み替え時の相談先、リフォームリノベーションを安くする方法など、老朽化していく老後の家を少しでもお金をかけずに済む方法、安心して老後が暮らせる家づくりの為の対策のお話をしています。
 

我が家も洗面所とお風呂場のリフォームをする際に、あい見積もりを取って検討しました。そしてそれがとても簡単で使い勝手が良かったので、その相見積もり先も紹介しています。まずは先に家が古くなった場合の、住み替えのお話から。
 



1.家が古くなり住み替えなどを検討する

例えば家が古くなってきた老後には、老後の為 持ち家を現金化する方法4種 に記事にしたように
 

1.今現在の家を売って、小さな家を購入
2.今現在の家を担保に、今の家に住みながらお金を借りる
3.今現在の家を売りながら、そして住みながら家賃として払う
4.今の家を貸し出して、賃料を得る

 

という方法があります。ただ、上記2~4は、基準を満たしたり リスクを避けるのは難しい所があります。下記より そのリスクをまとめています。
 

老後に起こり得るお金リスク

老後に起こり得るお金のリスクとして4つ考えられます。
 



1-1.「今の家に住みながらお金を借りる」

リバースモーゲージと呼ばれる制度です。長生きをした時に、先に担保としていれた家の価値がなくなり、借り入れが出来なくなるリスクがあります。
 

1-2.「今の家に住みながら家賃を払う」

ハウスリースバックと呼ばれる制度です。一旦家を売却後のリース契約になりますので、ずっと支払いは続くというリスクがあります。
 



1-3.「今の家を貸し出して賃料を貰う」

一般社団法人 移住・住みかえ支援機構の住宅借上げ制度です。持ち家(マンションならマンション全体)の耐震基準が満たされて居ないと、そもそも借り上げて貰えません。
 

1-4.住宅借上げ制度を使わず賃貸に出す

固定資産税も管理費もかかり続けるうえに、修繕もしなければならないリスクが。いずれ出るであろう建て替えの話や空き室リスクによる老後の年金生活において 出費が続くリスクがあります。
 

2.リノベーションを検討する

2033年には3軒に一軒が空家になるといわれている時代、都心部を除き、もう家は資産にはならないようです。家の売却価格において高額は望めません。結局 立地が良くとも、売却も賃貸に出すのも難しいのが今の時代です。
 

となると、1の「今の家を売却して、小さな家を買う」が、一番現実的でリスクも少なくなります。その時には、
 

・予算に見合った新築を購入
・リノベーションできる中古住宅を購入
 

が考えられます。
 

リノベーションが注目される理由

「ヨムーノ」でも、リノベーションの良さが下記の様に紹介されています。
 

リノベーションは建物自体が古くても工事によって機能性も向上できますし、間取り変更やデザインの自由度が高く、オリジナルの住まいが手に入ります。
 

また、新築物件の供給減や価格高騰により、希望エリアでの購入が叶えられない状況もでてきています。中古は新築に比べ供給数が圧倒的に多く、購入価格も抑えられます。予算を工事費要にまわして最新設備を導入したり、自分仕様の住まいに作り変えていく選択肢が生まれます。工事の内容を管理することができる点も安心につながります。
 

こうした背景から今では若年層のみならずシニア層の住み替え時など、幅広い層に“中古を買ってリノベーション”が検討されるようになりました。

 

リノベーションを考えたうえで中古住宅を購入するなら、その地域でその金額とは!という驚くような価格の物件が見つかります。
 

なにより 地域外の人間では、通常とても購入できなさそうな、条件の良い地域の物件は嬉しいところです。
 

移住カテゴリー記事一覧
 

以下より、リノベーションする時の「お役立ちサイト」を3つご紹介しています。
 

1.老後の住み替え 不動産売却見積りサイト

今の家を売却して、新たに「小さな家を買う」にしても、中古住宅を購入して、リノベーションするにしても、とりあえず、今現在の家の売却価格を知るには?
 

まずは、知りたい「我が家の売却価格」については 不動産売却計画書一括作成で、まとめて売却価格の見積りを貰えます。
 

不動産売却計画書一括作成
 

2.リノベーション業者選び・見積り費用比較サイト

終の棲家を作るためのリノベーションの業者選びや見積り比較には?
 

出来る限り思うとおりの家を作りたい所ですので、業者選びにも悩みますし、それでいて費用も出来る限り抑えたい。ずっと人生最後の日迄、毎日暮らす家を作る訳ですから、ここは妥協をしたくない所ですね。
 

我が家も、将来の為に色々なサイトを見て回りましたが、リノベーションの見積りを取り比較したり、業者を選ぶには、300社以上のリフォーム業者が登録・対応している タウンライフリフォーム がありました。
 

我が家は、タウンライフリフォームで あい見積もりを取っています。
 

タウンライフリフォーム
 

3.住宅ローンの 銀行一括見積りサイト

住宅本舗では、家に関するローンに関して 約80の金融機関から比較申し込みができます。
 

住宅本舗の 住宅ローン一括審査申込
 

上記などを利用しながら、一つ一つ解決していきたいですね。
 

補足:リノベーション住宅って?

リノベーションとは、中古住宅に対して、機能・価値の再生のための改修、その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修を行うこと。例えば、水・電気・ガスなどのライフラインや構造躯体の性能を必要に応じて更新・改修したり、ライフスタイルに合わせて間取りや内外装を刷新することで、快適な暮らしを実現する現代的な住まいに再生していきます。

リノベりす より引用
 

今現在の家を安く売却となったとしても、中古住宅なら安く買えます。それをリノベーションすれば、家の寿命を長くする事ができます。
 

若しくは、売却しなくとも、自分の家をリノベーションすれば、もちろん、家の寿命を長くする事が出来ます。
 

リノベーションとリフォームとの違い

・リノベーション=新築時の目論見とは違う次元に改修する(改善)
・リフォーム=新築時の目論みに近づく様に復元する(修繕)
 

つまり、リノベーションとは工事によって“住まいを改めて、善くするもの”。住む人の目的により、住まいに新たな価値を加える工事。耐震・省エネ・防音などの住宅性能をアップして価値を向上させたり、住まいを構造体(骨組み=スケルトン)だけの状態に戻して空間構成を変え、デザインに一から手を加え、ライフスタイルに合わせることを目的とした大がかりな改修工事のことです。
 

一方、リフォーム工事は“住まいを直し、元の状態に繕うもの”。古くなった壁紙や床材、システムキッチン・ユニットバスなどを取り替えて新しくするといった、リノベーションに比べてスケールの小さな工事となることが多いです。

ヨムーノより引用
 

今現在、耐震基準が満たされていなくても、リノベーションなら耐震の性能もアップさせることができます。リノベーションは金銭的にも生活スタイル的にも最適のようです。
 

にしています。
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