年金受給金額は、繰り下げ受給でいくらお得?
 

政府がまとめた「高齢社会対策大網案」では、年金の受給開始年齢に関して、70歳以降も選択可能になる事が盛り込まれたようです。
 

多額に借金を抱えながら、高齢化社会が進んでいる日本。できるだけ長く働くことが推奨されることを思うと、もう「余生を謳歌する」という老後のイメージは少し変わってくるのかもしれません。
 

人それぞれの今ある健康を有難く思い、働き続ける中に楽しみや幸せを見つける必要がありそうです。
 

今回の「高齢社会対策大網案」では、60歳~64歳の就業率も平成28年時点の63.6%から67%まで引き上げるのが目標となっていますし、
 

健康寿命の目標も25年時点より、「32年には1歳以上伸ばす」ことが目標に掲げられています。
 

※健康寿命とは:(健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間)
 

年金受給の繰り下げは いくらお得なの?

政府は年金受給を遅らせた人に受給額を上乗せする考えです。
 

現在年金の受給開始は、65才基準ですが、60歳と70歳以降の受け取り時期が違うと
受給額にどれ位の差が生まれるのか?
 

朝の情報番組 めざましテレビで、その受給額について下記の通り比較していました。
 

年金は、現在60~70歳の幅で選択が出来ますが、今年度の国民年金受取額の場合、
 

60歳から受給すると 月額45500円
65歳から受給すると 月額64900円
70歳から受給すると 月額92200円 
 

毎月の受給額は、当然、早く受け取り始めた方が少なくて、遅く受け取り始めた方が多くなっています。
 

今後の受給額は?

今後は、70歳を超えてからも受取ができるようになり、70歳以降を選択すると受給額が上乗せされるようですが、一体、何歳から貰うのが一番良いのか?となると、とても難しいようです。
 

目安として考えた場合、めざましテレビ内での情報では、
 

60歳と70歳で受け取り始めた場合は
 

79歳で60歳から受け取り始めた方と、それぞれの総受給額が同じになる。
 

結果、79歳以降になると、遅く受け取り始めた人の方が多く貰えることになる

 

75歳から受け取り始めた場合は
 

84歳で60歳から受け取り始めた人と総受給額が同じになる
 

結果、84歳以降になると、遅く受け取り始めた人の方が、多く貰えることになる

 

ということでした。
 

ただ今回の改正案で、70歳以降を選択すると受給額は上乗せされるので、84歳よりも早く60歳の年金総額を上回る可能性が高いとのこと。
 

まだまだ、ハッキリとした数字が出てきていない状況のようですね。
 

私達が出来るのは、年金を早く貰いたいと思うものの、なるべく沢山仕事をして、いざとなったら年金を貰う、という選択になるのでしょうか・・?
 

まとめ

昔は60歳になれば自動的に年金が支給されたのでしょうが、そんな時代も終わりました。
 

人の寿命と健康寿命は、それぞれですので、年金受給開始に関しても、ひとそれぞれの大きな人生の選択である時代となりました。
 

政府は定年制に関わらず、年を取っても誰もが職場で活躍するエイジレス社会を目指していると言います。
 

年金制度や健康状態などなど、老後に関して色々な考えを誰もが持って居ますが、「エイジレス」でいたいというのは、もちろん万人の願いですよね。
 

※「定年後の保険はどうする?」についても下記でまとめています。
 
老後 定年退職後 60歳からの保険見直し 総まとめ。がん保険など選び方6点