認知症などで一人の服薬が難しい時に 服薬管理ロボット 

お薬管理ロボット
 

独居の高齢母が、どうしてもお薬の飲み間違えが増えてきたとき、探して購入したお薬ロボットです。レンタルで必要な時だけ使えるので、とても有難たいシステムでした。
 

 複数疾患から多量の錠剤を服薬していた母は、亡くなる1年くらい前から薬の自己管理は難しくなっており、朝は2回分飲む。さっき飲んだのにまた朝の分を飲む。さっき飲んだのに夜の分を昼間から飲む、隠しておいても何故か、探し出して飲む。私の薬も勝手に見つけて飲む。などなど。日常生活はできるのに、薬に関してだけ全く訳が分からない行動を起こすようになりました。
 

 なんせ私が泊まりに行ったとき「私のパソコンに張り付けておいた私の薬」まで二日分飲んでしまった時には、一瞬たりとも目が離せないと思いましたし、びっくり仰天。どうしてそんなに訳が分からなくなっているのに、薬を見つける力は発揮するんだ?と不思議に思うばかりでした。
 

 そこで探し出したのが、お薬の服薬間違いを防ぐ介護ロボット。
 



お薬の服薬間違い防止 介護ロボット

 この服薬支援介護ロボットは、FUKU助と言います。とっても可愛らしいお顔をしているので、母は一目見たときから可愛がっていました。(あまりに介護が大変な日々の中、写真を撮る事をしていなかったのですが)小さなビニール袋に薬を一回分ずついれて、FUKU助の中に納めます。薬を取り出す時間設定をしておくと、その時間に取り出すようにお知らせされます。頭の丸い所が緑色に光ったりするので、目で見ても服薬時間だと認識することが出来ます。
 

 薬を取り出すと、私のスマホにその旨連絡が来ます。薬を取り出し忘れると、それもまたスマホに連絡が来ますので、遠くに離れていても母が薬を飲んだかどうかが分かるようになっています。
 

  服薬時間前には薬を取り出すことは出来ません。なので介護者が 薬の入れ間違いさえしなければ、間違いなく薬を飲むことが出来るのです。また、頓服薬をFUKU助に入れておくことも出来ます。必要な時だけ取り出せます。
 



服薬支援ロボット FUKU助の良かった所

 何より良かったのが、月のレンタルであった事。実は母はレンタルを始めて1か月後に私と同居になりました。故に服薬支援ロボットFUKU助に助けてもらったのは、たったの1か月でした。とはいえ、薬の飲み間違いは命に関わりますので、その1か月、どれだけ助けてもらえた事か。そしてあの可愛らしさに母と私が癒されたことか。楽しい思い出にもなりました。
 

 使った月の分だけのお支払いで済みましたので、こんなに素敵な介護ロボットでありながら高額の費用がかかる事も無かったのです。服薬間違いに困っている介護者には、大きな手助けをしてくれる愛らしいロボットだと思います。
 

 画像共有SNSのピンタレストで、このFUKU助を短い動画で撮影したものをUPしています。頭のてっぺんが緑色に光るさまが、とっても可愛いですよ。
 

お薬服薬支援ロボット
※服薬ロボット FUKU助
 

FUKU助のメーカーさん
メディカルスイッチ