生まれて初めて、私宛にかかってきた「詐欺電話」を体験しました。
市役所の国民健康保険課を名乗る「保険料還付金詐欺」です。
ネットで検索しましたら、他にもそっくりな電話がかかっていた方がいるようで、全く手口が同じでした。その電話は東京03からの発信番号でかけてきます。お住まいの地域の役所の健康保険課を名乗ります。こちらが少しでも不審に感じている事を話すと 逆切れして電話を切るようです。
とはいえ そこに至るまでの会話が騙されやすいものでしたので共有します。
私は警察にも知らせておきました。
還付金詐欺電話がかかってきた
詐欺師:「●●さんのお宅ですか?8月ごろに●●市役所から発送した保険料の還付金のお手紙はご覧になりましたでしょうか?」
私:「いえ・・見ていません」
詐欺師:「○○歳以上の方を対象に、国から過去3年分の保険料の支払いから還付金が出ることになっています。その為お手紙を差し上げたのですが、まだ●●さんから申請書が提出されていませんでしたので、ご連絡を差し上げました。」
私:「はぁ…」
詐欺師:「●●さんの場合は、23318円(とか云々)となります。同封されていた申請書の返信期限は10月末なのですが、10月過ぎてしまいました」
私:「あぁそうなんですか」
詐欺師:「しかし、そのような方を対象に金融機関で手続きをしていただければ、まだ還付金は受領出来ます。その手続きが必要なのですが、銀行はどちらをご希望ですか?」
私:「●●銀行です(←バカな私)」
詐欺師:「分かりました。それではあと10分~15分程度で、●●銀行からお電話を差し上げますので、ご対応いただけますでしょうか?」
私:「いや・・ちょっと急なお電話で良く分からないんですが。。。」
詐欺師:「なんだよ。もう一回最初から説明しろってことかよ(怒)」
私:「市役所の方なんですよね?お名前を聞かせていただけますか?」
詐欺師:「はぁ?!全然話聞いてねぇじゃん!!(怒)」ガチャン
詐欺電話の対応法
警察に通報しましたところ、下記の指導を受けました。
1.今は携帯があるかと思いますので、家の電話は常に留守電にしておいたほうがいい。
2.必要があれば必ずメッセージを残すと思う。詐欺師はメッセージを残さないであろう。なので必要な留守番電話のメッセージにだけ折り返しの電話とした方が良い。
3.今後もかかってくると思われるので要注意。
確かに着信履歴を見ると、私が電話を受けた前に、本日すでに2回電話がかかってきていました。また、同じ内容の詐欺電話が各都道府県で多発しているようですが、役所の名前だけお住いの地域の名前を使っているようです。(しかし発信番号は東京03から)
漏れている個人情報
私が受けた電話の内容からは、下記の個人情報が洩れていました。
・私の名前
・私の年齢
・住んでいる地域(若しくは住所)
その情報がどこから流出したのか分かりません。ただ明らかに年齢を知っていたことを考えると、私ももう「高齢者相手の詐欺名簿」に載ってしまったのかもしれないと…。変な悔しさにも包まれました。
詐欺電話の対応法
警察の方も言っていましたが、今の時代、携帯でやり取りをすることが増えてきています。なので家の電話にかかってくるのは詐欺電話とか、勧誘電話とかの割合が増えてきていると思われます。だから「家の電話はとにかく出ない。最初に留守電で確認。」それが大事なようです。