最近TVCMでも良く見る「病気でも入れる保険」。
日本人は保険に入り過ぎていると言われ、公的保険があるので民間保険は必要ないという意見も多いです。とはいえ、やはり持病がある人に取っては、民間保険の保障は気になる所ですよね。
病気でも入れる保険は、とても便利で安心なようにも見えます。実際の所、どうなのでしょうか? 調べてみました。
持病があっても入れる保険は安いの?
持病があっても入れる保険には2種類あります。
1.「無選択型」
2.「引受基準緩和型」
※引受基準緩和型には死亡時の保険金を受け取れる「終身保険」と入院・手術時の給付金が受けて取れる「医療保険」の両方あります。」
1.病気でも入れる保険 無選択型デメリット
健康状態の告知なしで誰でも加入できます。
但し、加入前にかかって居た病気や、それに関連する病気に寄る入院・手術の場合、保険金や給付金が受け取れません。その場合には、加入できても保険金などが貰えないということが出てきます。
2.病気でも入れる保険 引受基準緩和型デメリット
健康状態の告知は必要ですが、通常の他の保険と比べ告知内容は緩やかです。持病で入院・手術をしても一定期間を経過すれば、保障を受けられます。
ただ、一般的な保険に比べると保険料は2倍以上高い事があります。保険料が安いタイプの物もありますが、その場合には、貰える給付金が少なくなります。
保険加入は 公的保険との兼ね合いを考える
持病があっても保険に加入出来ることは、一種の安心料でもあります。ですが、このサイト内の 高額な医療費が払えない?!公的医療保険の高額療養費を利用すれば大丈夫! でもまとめましたが、公的保険で賄える金額も大きいです。
なので「ある程度の、何かあった時の医療費の貯蓄」があれば、毎月高額の保険料を支払わなくても大丈夫だったりもします。
一見お得に思える「持病があっても入れる保険」ですが、支払う保険料と貰える給付金などを比較してみるといいですね。
民間保険と公的保険の比較をする為に
とはいえ、私たちは保険の素人ですので、自分では分かりづらい事もあると思います。そんな時は、ファイナンシャルプランナーに相談して計算してもらうのが良いと思います。
ファイナンシャルプランナーのいる保険の相談窓口ならば、無料で相談できるうえ、良い保険があれば紹介もしてもらえます。
ファイナンシャルプランナーに相談すると、その保険が、世の中でどの位使われているか?どの程度必要性があるのか?そんな事も教えて貰えます。
保険にうとい私達では、分かり得ないような情報も貰えます。保険加入について正しく検討しやすくなりますので、ぜひ保険加入前には相談したいところですね。
保険料の支払いは、これからの老後生活や、老後資金を貯める為には大きな分かれ道になります。必要な保険には加入しても、不要な保険料は払わないようにしたいのは誰でも同じ。慎重に選びたいですね。
ファイナンシャルプランナーに相談するときの注意
ただもちろん、ファイナンシャルプランナーさんにも色々います。(それはどんな職業でも同じですよね)
信頼できる、相談者の事を思った提案が出来る人に相談しないと、私達が良かったと思える保険で無く、保険を勧めた担当者が利益になる保険に加入させられてしまいます。
それでは本末転倒ですし、納得がいきません。
この辺に関しては、金融庁も警鐘を鳴らして居ます。NHKスペシャルで下記放送されました↓
関連記事 生命保険 悪質な勧誘手口【金融庁も警告】押し売りの口コミ 私たちの保険が危ない!
「病気があっても入れる保険・持病があっても入れる保険」を探す時にも、何人かのファイナンシャルプランナーの意見を聞き、信頼できそうな人を見つけると良いと思います。
保険は、毎月何年も支払い続ける大きなお買い物ですから。
私自身も何度も何度も保険相談に行ったので、保険相談窓口の口コミ感想も、下記でまとめていますよ。
関連記事 無料保険相談 おすすめどこがいい?比較ランキング ベスト7
裏話や本音などを洗いざらい書いてますので、宜しかったらどうぞ。