起業 独立時の年金 保険など【老後の保障を増やす6つの方法】

サラリーマン独立時の老後年金保障

会社勤めから独立起業した時に年金保険を安くしながら、保障を増やす6つの方法とは?
 

会社員として働いていた際の「健康保険や厚生年金」は「国民健康保険や国民年金」より保障が手厚いものです。そこで、独立・開業などをした場合には、その足りない部分を補う、民間の保険に加入しないと足りない保障が生じます。
 

独立して起業した場合などには、しっかりと年金・保険に関して確認する必要があります。でないと、老後に大きな不安が出てきます。独立すると、保険と年金は、下記の様に変わります。
 

・健康保険 → 国民健康保険へ
・厚生年金 → 国民年金へ
 



サラリーマンと自営業者 厚生年金と国民年金での保障の差は?

例えば、一家の大黒柱に万が一の事があった際の 遺族年金 も、下記のように厚生年金では支給されますが
 

遺族厚生年金とは?

サラリーマンや公務員等など厚生年金加入者が亡くなった時、その妻(夫)や子に対して 支給されます。

 

国民年金加入者には支払われない部分があります。また、下記 傷病手当 も同じく、国民年金加入者は貰えません。
 

傷病手当金とは?

会社員の方が 病気やケガのために会社を休み、 事業主から十分な報酬が受けられない場合、 休業中の被保険者とその家族の生活を保障するために、加入の健康保険組合から傷病手当金を受給できます。

しかしながら、自営業の方など 国民健康保険の場合には、この傷病手当金が出ません。

 



サラリーマン時代と独立起業後 年金の受取額の差は?

年金受給額に関しても異なってきます。厚生年金加入者は、国民年金の他に厚生年金を払って居ますので、年金体系が2階建てになっています。その為、国民年金加入者よりも、貰える年金額が多くなります。
 

国民年金に40年加入した人が 月額66,000円だとしたら、厚生年金に40年加入していた人は、月額166,000円に!とても大きな差になります。この金額で生涯 貰い続けるのですから、総額としては、大きな差額が生まれます。
 



サラリーマン独立・起業した人が年金を増やす方法

そこで、独立開業時に考えたいのが下記となってきます。
 



1.国民年金は前納・早割を利用する



【前納のクレジット払いでお得に支払う】

 

国民年金は、2年度分の保険料を口座振替で前納することが出来ます。毎年2月末までに2年前納を希望をし口座振替の申し込みすると、2年間分で約1か月程度の割引になります。
 

また、クレジットカード会社によっては、国民年金もカード払いが出来ます。
 

その場合、2年分の国民年金だと40万円近くになり、その分のポイントが付くことになりますので、2年分で1か月程度の割引に加え、かなりお得となります。
 

実際の支払金額は、口座振替の方がクレジットカードよりもお安くなるようですが、ポイント還元と差し引きをすると、クレジットカード払いの方がお安くなるようです。
 

6ヶ月前納、1年前納でもクレジットカード払いは出来ます。少しでもお安く年金を支払うことでコスパを上げる事ができます。
 

【早割でお得に支払う】

国民年金の支払いには「早割」もあります。
 

これは口座振替の場合のみですが、通常、国民年金保険料の納付期限は翌月末のところ、引き落とし日を当月末の設定にする。
 

そうすると毎月50円の割引が受けられます。
 

2.「国民年金の付加年金」を収める

定額保険料に付加保険料を上乗せして納めることで、受給する年金額を増やせます。
 

毎月400円の付加保険料を納付すると、年に、付加保険料納付月数×200円の年金が増えます。少額に思えますが、年金をもらい始めて2年で元が取れますので、かなりお得な年金オプションです。
 

尚、前納の割引もあります。それを利用しながらお得に年金を増やせます。
 

3.「国民年金基金」に加入する

※注:国民年金の付加年金と国民年金基金は、どちらかしか加入出来ません。二者択一となります。
 

4.「小規模企業共済」を利用する

所得に余裕があれば、小規模企業共済に加入するのもお勧めです。
 

5.「個人年金保険」に加入する。

民間保険の個人年金で国民年金の不足分を補います。
 

ファイナンシャルプランナーに相談すると安心です。私も定期的に複数の保険相談窓口を利用していますので、下記で↓
 

関連記事 保険相談おすすめランキング どこがいい?ベスト7
 

中でも、ビジネスも関わる保険相談では「保険で貯蓄資産運用」も相談できる「保険ガーデン」が人気です。
 

関連記事 最良の「プランナー」と最適な「プラン」を提供「保険ガーデン」
 

6.「経営者向けの保険」に加入する

節税等に役立つ法人保険があります。
 

法人保険は、ファイナンシャルプランナーに相談すると安心です。しかし残念ながら法人保険は、相談対象外の窓口が多いです。法人保険が相談できる窓口としては 保険クリニックがあります。また、保険相談を受けてから、アンケートに答えると、福利厚生サービスWELBOXでの優待利用の権利が1年間もらえる窓口です。お得に相談できます。
 

関連記事 保険コネクト
 

7.「個人型確定拠出年金」に加入する

毎月自分で決めた一定の額を積立て、運用していくタイプの年金。積み立てた掛け金も、その運用益も非課税。
 

私は楽天で確定拠出年金に加入しています↓ 楽天口座開設も口座管理手数料も無料です。
 

専業主婦の確定拠出年金
 

楽天証券 は、口座開設だけでも、確定拠出年金を今からかけた場合、一体いくら位になるのか?が分かります。
 

50近い私の場合、今の年齢から60歳まで利率5%でかけると、総額400万円を超えるようです。
 

確定拠出年金については下記でも記事にしています。
 

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制度改正!個人型確定拠出年金加入枠広がる!
将来の年金不足を補う!「最強年金」リスクなし・節税効果有!
 

確定拠出年金 私の場合

 

2017年から、毎月23000円ずつ、ぽちぽち積み立てている確定拠出年金ですが、2018年1月に7か月経ち、利回り20%を超えています。(もちろん利回りは上がり下がりしますので、現時点での話です)
 

確定拠出年金 資産推移

黒い線が積み立てた金額までの線。そこから飛び出た棒グラフが、利益となっている分です。

確定拠出年金

まずは、確定拠出年金の口座を開設しておいて良かったと感じています。
 

サラリーマンの独立起業時の保障

退職し、独立をしたときは保障が薄くなってしまいますので、忘れずに年金や保険関係を見直し 将来の年金不足を補えるように対策しましょう。
 

特に個人型確定拠出年金制度は、節税効果も大きいのでお勧めですよ。
 

関連記事 確定拠出年金は、どこがいいの?大きな節税効果ポイント!
 

サラリーマンの独立起業時の保険相談おすすめ窓口 まとめ

「保険で貯蓄資産運用」も相談できる窓口 
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法人保険が相談できる窓口
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