※ 病気、不調、在宅ワーク 家族の再生を願う筆者の『捨て活』戦記より 【諍いを避ける「フレーズ」付き】です。
老後に備えて暮らしやすい部屋にしたい。。そう願う時、まず最初に考えるのは「物を減らす」事なのではないでしょうか。
そこで我が家の「捨て活」で気づいた事、家族の意見の調和を取りながら行う「捨て活」の方法についてまとめてみました。
我が家が「捨て活」に苦戦した後に見つけた「捨て活」のエッセンスです。
「捨て活」始まりは一枚の小さな小皿
私の家の食器棚には、もう二度と使わないと分かっている100円ショップの小皿があります。
それは以前、仕事で急に必要になって買い求めたもの。
役目を終えた今、私にとっては「感謝して手放すべきもの」であり、本来ならスペースを空けて、次の「使いやすさ」を迎え入れたいところです。
でも、我が家ではそれが叶いません。主人曰く↓
「要らないなら、最初から買わなければ良かっただろう。買ったものを捨てるなんてとんでもない」
我が家の捨て活 問題点
夫のその一言で、1枚の小皿の運命が決まってしまいます。夫は、一度家に入れたものは、絶対に手放したくないタイプ。対して私は、不要になったら潔くスペースを空けて、今の暮らしを最適化したいタイプなのです。
100円の小皿一つにまで口を出されるというのは、毎日立つ私の聖域(キッチン)の管理を左右されるストレスとなり、想像以上に重くのしかかります。
それは単なる物の管理ではありません。私のルーティンや時間に関わって来ることなのです。引き下がった私の手元には、欲しい食器を片す事も許されず、古く手使いづらい皿が年月とともに増え、結果、食器棚は どんどん使いずらくなる。
食器棚を整理できない。。その不満は、食器棚を見るだけで私をモヤモヤとさせ、ご飯の支度を始める気力さえ、削られていきました。
なぜ今、私は「捨て活」をしたいのか
50代になり、我が家は大きな転換期を迎えました。 夫の大きな病の発覚、そして子供の精神的な不調。さらに夫婦揃っての在宅ワーク。家族全員が「狭い家」という空間で、心と体を守りながら踏ん張らなければならない、そんな状態に変わりました。
今の私たちにとって、物が溢れていることは、単なる「邪魔」ではなく、心の平穏を乱す「ノイズ」になってしまっていまう。
家族が健やかに過ごすための「安全な場所」を確保すること。それが今の私の、一番の目的です。
主人や子供の「私物」を捨てようとは思っていません。せめて私が使うスペースだけでもいいのでも、口出しされず「捨て活」したい。。
そんな思いを、現実にするチャンスが やっと訪れました。
夫が「捨てたがらない」本当の理由
最近一つ、目から鱗が落ちるような気づきがあります。
それは、以前は、夫の頑固さにただイライラしていましたが、大きな病を経験した夫にとって、物は単なる道具ではなく「自分が(家族が)選び、購入したという生命活動の証」なのかもしれない、 「物を手放す=自分の生きた証が消える」という無意識の恐怖が、執着を強くさせているのかもしれない、と..
聞いてみなければ分かりませんが、そう思うと、少しだけイライラが、切なさに変わる瞬間がありました。少しだけ、小さなもの一つでも「家族と一緒に捨て活」するべきなのかもしれない、とそんな事も思いました。
諍いを避ける「魔法のフレーズ」
とはいえ、物が増え続けるのは困ります。
そこで私は「正論」で戦うのをやめ、主人の不安に寄り添いつつ、自分の負担を減らす言い換えを試しています。
①「買ったなら捨てるな」と言われたら ↓
「そうだね。でも、これがあるせいで、あなたの大切な〇〇が取り出しにくくなって、壊れたら困るなと思って」
※「お皿」の話ではなく、「主人の大切なもの」を守るためにスペースが必要だと伝えました。
②「まだ使える」と言われたら ↓
「うん、まだ使えるよね。でも、今の私の体力だと、これ以上物が多いと管理しきれなくて。あなたの健康管理に集中したいから、少し私の負担を減らさせてね」
※「物の価値」ではなく、「私の限界」を理由にしました。
まずは主人の気持ちに共感する。それから事実を伝えるようにしました。
③どうしても首を縦に振らない時は ↓
「わかった。じゃあ、一旦この箱に入れておいて、1ヶ月使わなかったらまた相談させてね」
※→「今すぐ捨てる」という決断を先延ばしにし、まずは視界(キッチン)から消すことを優先しました。
50代、これからの人生を過ごしやすくする家づくり
50代の捨て活は、単なる片付けではなく「これからの人生の整理」ではないでしょうか。
「捨てさせる」戦いをするのではなく「安全で快適な空間を一緒に守る」というスタンスへ変えて行く。
100円の皿一枚の向こう側には、家族の誰かの心地よさが隠れている可能性もある。我が家も それも理解しながら、「すぐには解決しなくても」「自分の管理できる場所から少しずつ」余白を作っている最中です。
家族がいつか、心から深く呼吸ができる家を目指して….
皆さんのご家庭では、ご家族様との片付けのルール、どうされていますか?

