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最近TVで海外移住の特集を良く見かけるようになりました。生活費が安く、家も広く暮らしやすい。年金生活でも暮らしていける、という良い点ばかりが強調されていますが。
実際には「年金加入」「年金受け取り」「国民健康保険」など、私達の生活を安定させる制度についてはどうなるのか?そんな不安があります。
そこであちらこちらのサイトから情報を頂きまとめてみました。
海外移住 住民票はどうする?
海外に1年以上滞在するときには、住民票を抜くことになっているようです。住民票を抜くと住民税の支払いは無くなり、国民健康保険には加入出来なくなります。
海外移住 国民年金加入・支払いはどうする?
ただ、国民年金だけは可能性がまだ残されています。
というのも、私たちが加入している国民年金や厚生年金制度が、海外移住により無くなってしまうと、老後の年金が減ってしまう。それが解消出来ます。
海外に移住しながらも国民年金に加入できる「任意加入」という道が残されているのです。
また、国民年金は、国内での収入が無い場合、「免除」というものがあります。加入期間には含まれるけれども、支払いは無し、にする事も可能です。
ただ、その場合には、年金支払いをしてい無い訳ですから、将来受け取る年金額が減ってしまいます。
「免除」を利用するのではなく、ちゃんと支払っておいた方が安心なようです。
海外移住 国民健康保険はどうする?
住民票を抜くと国民健康保険に加入出来なくなります。
とはいえ日本の国民健康保険制度は、高額ではありますが、いざと言うときの心強い味方。
そこで、海外移住されている皆さんがどうしているのか?調べ見ますと、色々な方がいらっしゃいました。
例えば、住民票を残しながら国保に加入している人は、
前年の日本での収入がゼロの場合には、国民健康保険料「年額が」1万円程度という方がいたり、でも前年の日本での収入ゼロの場合、国民健康保険料の「月額が」1万円と仰っている方もいて・・。
ちょっとどちらが正しいのか分からないのですが、住民票を残しておけば、海外に居ても、国民健康保険にも加入出来るようです。
月額1万円でも、私たちが民間保険に払って居る額を思えば、お安いですよね。
反対に、住民票を抜くことで、国民健康保険料は払わず、治療をしたい時に一時帰国し、住民票を戻す。そして国民健康保険料を支払ったうえで、治療開始。というように、国民健康保険の恩恵を受けている人も多いようです。
それが倫理的に良いか悪いかは、意見も分かれているようですが。
海外移住 戸籍と住民票の記載はどうなる?
住民票にも戸籍の附票(住所の変遷の記載のある物)にも 海外転出ということで「国名と州など」までは記載されるようです。
その後、海外ではどこに転居しても、それは日本の住民票と戸籍の附票には記載されず、自分でも特に手続きは必要としません。
帰国する際には、パスポートなどをもって、新たに転入する市町村に行けば大丈夫なようです。
海外での国民年金の受け取り方は?
海外に居住し日本の銀行で受け取る事も、海外に居住し海外の銀行で受け取る事もできるようです。
その他、条件に応じて提出する書類が変わってきますが、こちら→ 日本年金機構のサイト に詳しく載って居ました。
海外移住 まとめ
・通常は1年以上 海外にいるのならば、住民票は抜いていく。
・すると国民健康保険料も、住民税も 支払いは無くなる。
・国民年金保険に関しては、支払わなくても良いし、任意で加入していてもよい。「免除」扱いにして加入期間だけ確保し保険料を払わなくても良いし、支払っても良い。
・海外転出したら、その後の住所変更などは、特に帰国するまで何も手続きはしなくても大丈夫。
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