引っ越しは人生の中でそう何度も経験するものではありません。だからこそ、誰もが「できる限りストレスの少ない住まいを選びたい」と願うもの。 しかし、物件の立地や間取りが理想的でも、実際に暮らしてみると「近隣住民とのトラブル」で悩まされるケースも少なくありません。
特に老後の移住では、再び引っ越すことが難しいため、「ここで最期まで暮らす」という覚悟が必要になります。
そんな中、最近では「近隣調査サービス」という新しい選択肢も登場し、見えない不安を事前に見える化する動きが広がっています。
よくある近隣トラブルの実例
引っ越し後に起こりやすい近隣トラブルには、以下のようなものがあります:
・騒音トラブル: 生活音、子供の足音、深夜のテレビや音楽など
・ゴミ出しルール違反: 分別ミス、曜日違反、マナーの違い
・駐車・通行トラブル: 無断駐車、通行妨害、車の使い方の違い
・ペットの鳴き声・臭い: 飼育マナーの違い、近隣の敏感な反応
・価値観の違い: 生活リズム、あいさつの有無、距離感の違い
上記程度の事はどこでも起こりうることで、我慢や自分の対応、考え方で何とかなることもあるかもしれません。
しかしそれだけでなく、事件になるようなニュースで見かけるような大きなトラブル発生源も、潜んでいるかもしれず、それは何としても避けたいものです。それなのに これらは勿論、不動産屋さんが販売するときに関与してくれるとは思えず、物件情報だけでは見えにくく、内覧をしても気づけない点でもあります。実際に暮らしてみて初めて気づくことが多くなります。
一方、例えば中古マンション購入時には、ネットから情報を得ることは出来ることもあるかもしれません。
マンション売買サイトの中には住民の口コミ情報を載せている所もあります。ただし、それが真実かどうかは分かりません。また特定のマンション名で検索できる掲示板などでは、かなり混み入った内容の近隣情報やトラブル、管理組合運営、管理会社の良し悪しなどの情報を得ることが出来る場合もあります。
ただそれも個人の感想になりますので、全てを一方面から信じる事は難しいかと思います。
なぜ事前に分かりにくいのか?
いずれにしても、マンションも一軒家の場合も、それらの情報は見えてこないことが多くなります。その理由は、
- 内見は短時間で、住民の生活スタイルまでは分からない
- 不動産会社も住民情報には触れにくい立場
- ネットの口コミは、その地域全体の事が多く偏りがあり、ピンポイントで知りたい情報が載っている事は無い。
やむを得ない部分ではありますが、一番気になる部分でもありますね。
近隣調査サービスとは?
そんな時に使いたい「近隣調査サービス」があるのをご存じでしょうか。近隣調査サービスでは、第三者が現地を訪問し、購入予定物件の隣人・近隣トラブル調査をして貰えます。対応エリアが限られてしまうのが残念ですが、利用できることもあるかもしれません。
新居の場所を立地・広さで決める方のは当然かと思います。しかし近隣住民と良好な関係を築けるかも同じくらい重要です。近隣住民がどのような人々か、地域ルールがあるのかを 私たちの代わりに調べてくれるサービスです。【PR】
対応エリア:東京都,埼玉県,神奈川県,千葉県,大阪府,愛知県
筆者自身も子供時代、そして結婚後も、お隣さんには苦労したことがあります。こうした情報は、老後の移住においてだけでなく、誰もが引っ越す際に「真実を知りたい」と願う情報です。引っ越し後の安心や家族の安全に直結する大切な要素です。
安心して暮らすために
住まい選びは、建物や土地だけでなく、「人間関係」も含めて選びたい。 見えない不安を見える化することで、心の準備が整い、安心して新しい暮らしを始めることができます。
特に老後の場合に「終の棲家」を選ぶということは、人生の最終章を自分らしく生きるための大切な選択となります。
もし近隣調査サービス対象外の場合で、現地に赴くことが出来る時には、下記のチェックポイントも確認されるのも引っ越し先選びの助けになるかもしれません。
自分でできる「見える化」チェックリスト
引っ越し前に、自分でもできる確認ポイント。
1)内見時に周辺の音や雰囲気を感じる
2)ゴミ置き場の清潔さを確認する
3)近隣の表札や掲示板から町内会の様子を知る
4)夕方や週末にも現地を訪れてみる
5)近隣を歩いて、住民の様子や挨拶の有無を感じる
特に 5)の地域に住む方の人柄は、近隣の人を見ていると分かるものです。どのような人付き合いがなされているか、参考になる事も多々あります。
以上「引っ越しをご検討されるときに、出来る限りの近隣情報を得るために出来る事」をまとめてみました。

