頑張りすぎて忙しくて疲れ果ててしまう。。そんな毎日を送っている人に、役に立つかもしれない「助けてもらえる人になるコツ」。
筆者の精神面におけるメンターはいつも言っていました。「いつも忙しい?そういう人は死ぬ迄忙しいよ」。
その方はご主人の起業を支え、苦しい時期を乗り越え社長夫人になり、ご主人亡きあとは会社のおかみさんとして、従業員の面倒を見てきました。白内障一つなく健康そのもので、90近くなっても杖も付かず歩いて買い物をしていました。しかしある日突然救急車で運ばれ、帰らぬ人となりました。人生の最後まで忙しく働いていた人でした。
その方は、「幸せな頑張った人生」だったかと思いますが、そうでなくて「頑張りすぎて疲れてしまう人生」の場合には、少し自分を修正してあげる事が大切です。そこで下記まとめました。
頑張っている人は、ずっと頑張り続けなければならなくなる
頑張っている人には、その優しさに甘えてくる人に囲まれてしまう事があります。そんなことを自分の人生で繰り返していると、人生2倍3倍忙しくなるわけで疲弊し、自分が倒れることに繋がってしまいます。自分の人生も大切にしなければ、本当に助けたい人がいた時でも助けることは出来ません。
「頑張っている人は応援される」と良く言われますが、実は「頑張っているのに助けてもらえない人」もいます。そうなると、頑張っているのに、ずっと頑張り続けなければならなくなります。人生で幸せを呼び込むには、一人で頑張らず「人に助けてもらう」事も大切です。
ここでは「頑張っているのに助けてもらえない人」が、「応援される頑張っている人になる」「人に助けてもらえる人になるコツ」をまとめています。
頑張りすぎてしまう問題点
自分が一生懸命動くからこそ、その大変さが分かれば分かるほど、人に何かを頼むことが出来なくなる事もあるかと思います。
きっと、その努力は周りの人にとって大きな支えになります。ただ頑張りすぎてしまうと、それが「当たり前」だと周囲に思われることもあり、結果的に一人で背負い込むようになってしまうことがあります。負のループに入り込んでしまいます。
頑張りすぎてしまう時の対策 考え方を見直す
頑張りすぎてしまっている事に気づいたことが大きな一歩です。下記、頑張りすぎる自分を手放す方法です。少しずつ実践してみると周りも変わってきます。
役回りの固定概念を見直す
「私がやらなければならない」という思い込みから、一歩離れてみる。その役割が本当に自分のの責任なのか、それとも周囲が慣れてしまっただけなのかを冷静に見つめ直す機会を持つ。
頑張りすぎない自分を作る
少しだけ肩の力を抜くことを意識する。休むことも自分を大切にする方法のひとつです。自分が自分を大切にしていれば、周りの人も同じように大切にしてくれるものです。自分で自分を大切にしないでいると、他人に良いように使われてしまいます。
小さな自己ケアから始める
自分を大切にすることが難しい場合は、自分を労わる感覚を育むようにします。ほんの少しの自己ケアから始めてみる事も考えられます。例えば、お気に入りのお茶を楽しむ時間を作る、ゆっくり散歩をする、といった小さなことでも十分です。小さな変化を積み重ねることで、自分を大切にする事で起こる感覚の変化に気が付きます
頑張りすぎてしまう時の対策 習慣
全てが他人の為に時間を作ってしまう「他人軸」で生きていると、自分を大切にすることを忘れてしまいます。そして周りもそれに慣れてしまい、頼っている事にさえ気づかなくなってしまいます。まずは自分の時間を大切にすることが必要です。
小さな距離感を守る
例えば家族の間でも、時には「少し休む」という選択肢を自分に与えることで、小さな距離感を守ります。心身の負担を軽減することができます。
自分を褒める習慣を持つ
自分自身を少しでも認める時間を持つことは、心にとって大きな癒しになります。「私は十分頑張っている」と、日々心の中で唱えることも小さな一歩です。毎日書き出してみても良いかもしれません。
頑張りすぎる自分を手放す 他人へのアプローチ法
自分で出来ることは限られています。そして他人に助けてもらうためには下記のアプローチも大切です。
自分の弱さを見せる勇気
完璧でなくても大丈夫なので「今、少し手伝ってくれると嬉しい」と素直に伝えることも強さの一つと認識する。頼むことで、周りの人は理解し支えたいと思ってくれます。最初から大きなお願いではなく、ちょっとした頼みごとから始めてみる「これ、少し助けてもらえますか?」と気軽に言える場面を作るのがポイントです。特に長い間、頼りにされる立場だった場合、周囲の人は気付かないことが多いので、言葉にする勇気が大切です。
感謝の気持ちを伝える
誰かが助けてくれたら、そのときに「ありがとう」と心から伝えることを忘れずに。その人はきっと次も喜んで手を差し伸べてくれます。
頑張りすぎて心も体も倒れししまう前に、少しずつ自分に易しくする習慣を持つことが大切です。