年金が減らされるとか、高額療養費限度額UPだとか、老後のお金に関する不安が払しょくされる事は無く、反対に益々増えるばかり。私の住む市では、選挙の期日前投票でさえ行列ができ2時間待ちだったそうです。
皆が未来に懸念を抱いている事が象徴される長蛇の列でした。
若い頃と違うお金の考え方のコツ
そんな私たちの老後のお金は自助努力が必要。収入の「増加」より「安定」や「持続可能性」を考えなければなりません。若い頃はスキルアップや転職で年収アップを狙えますが、50代以降は今ある収入をどう安定的に維持するかが大事になりますので、年金や退職金など「定期的な収入源」の把握をすることがまず大切です。
また「資産形成」から「資産活用」へシフト舵を切ります。「資産を減らさない」「長く活かす」「リスクと上手につき合う」=資産をどう効率よく使いながら、長生きリスクにも備えるかを考える必要があります。
ポイントは「使う=減る」ではなく「使う=活かす」だという意識です。資産は人生を豊かにするための“味方”にするようにします。でもなかなか「使う=活かす」という感覚が身に付いている人は少ないですよね。私自身も最初はピンときませんでした。
資産の効率の良い使い方例 7つ
下記のようなことが資産の効率の良い使い方例となります。なかなか全ての人が持っている資産ではないものもありますが、頭に入れておくと未来のアイデアの素になります。
1.生活費の最適化⇒
固定費の見直し(保険料・通信費など)で無理なく削減。浮いた分を趣味や健康投資に回せる
2.住宅ローンの繰り上げ返済⇒
金利が高め・期間が長い場合は効果的。返済額を減らして「自由なお金」を増やす
3.空き地・空き家の活用⇒
駐車場、家庭菜園貸し、コインランドリー設置など。自治体や業者と連携する方法もあり
4.賢い「健康投資」⇒
運動・食事・予防医療にお金を使うことで、将来の医療費を抑えられる可能性も大です。
5.教育支援(子・孫)⇒
教育費の支援を贈与などで行う場合は、非課税制度の活用も(例:教育資金の一括贈与特例)
6.旅行・趣味・人との交流へ使う⇒
心の健康は体の健康にもつながる!「使うことで豊かになる」お金の使い方も立派な運用
7.資産運用(低リスク寄り)
預金+投資のバランス型。利回りが多少低くても、「減らさない」を重視
リスクの取り方が変わる
50代を過ぎてくるとリスクの取り方も変得る必要が出てきます。投資する場合も、ハイリスク・ハイリターンより、ローリスク・ローリターンで手堅くし、元本割れを避ける意識が高くなります。ローリスク投資商品の代表例としては下記のものがあります。
● 個人向け国債(変動10年) 元本保証あり。金利は低めだが、インフレ対応も。安全性◎です。
● 定期預金(ネット銀行含む) 金利はわずかでも、元本保証。流動性に注意すれば使いやすい
● 投資信託(バランス型・インデックス型) 複数資産に分散投資。リスク低めの商品も多数あり。手数料と運用方針を要確認
● iDeCo(個人型年金)・つみたてNISA 長期・分散・積立の三拍子。税制メリットあり。商品選びが肝心
● 保険型の商品(年金保険など) リスク分散型の老後資金準備。ただし、流動性・手数料に注意が必要
元本割れを防ぐための考え方・工夫
• 資産配分(アセットアロケーション)を意識する
預金・投資・保険・不動産などをバランスよく。極端に偏るとリスクが高まります。
• 「目的別口座」を作る
生活費・緊急資金・趣味費・教育支援など、使い道ごとにお金を管理し無理な運用を防ぎます。
• 「流動性(いつでも使えるか)」を重視する
すぐに現金化できる資産を一定割合で保つことで安心感が上がります。
• 無理な利回りを追いすぎない
「高い利回り=高いリスク」。元本を守ることが目的の場合は、4〜5%程度のリターンでも十分なことが多いです。
• 投資商品は「手数料」「運用方針」「実績」を必ずチェック
同じ名前の商品でも、運用会社によって大きく違う場合がありますので、要確認です。
「安全資産に偏りすぎて不安」「やっぱり何もやらないほうがいい?」と迷うこともありますが、目的に合わせて“メリハリ”をつけるのがコツであり、大切なことになります。大事な資産ですので、十分に検討、そして納得してから始める必要があると思います。
その他 50代からのマネープラン
医療費や介護費用がぐっと身近になる年代なので、健康への投資もマネー管理の一環になりますね。サプリや運動に使うお金も「将来の節約」につながっていきます。また、家族との話し合いが重要で、相続や介護のことを見据えて、「お金の見える化」や家族との共有もとても大切なことになってきます。
また、趣味や生きがいにも予算をかける事も老後の時間の質を上げる為に大切です。そこで「何にお金を使いたいか」の優先順位づけが重要になります。何故ならお金は、使うことで心を満たす力もあり、心が健康であることが日々の生活を味わう力もつくからです。心が豊かになる生活も意識し、そこにお金をかけるのも、余裕があれば大切かもしれません。
下記のようなシニアライフ専門の金融オンラインスクールもあります。年齢を重ねるごとに、遠くには行けない事も増えてきますし、感染症も気になるところですので、オンラインで学べるのは今の時代の良い所ですね。
SBIレオスひふみが手がける金融オンラインスクール/【豊かなシニアライフスクール】
定年前後の保険の見直し
50代からのマネープランとして今までまとめてきたことに加え、定年後の病気などに備えて 再度ご加入中の保険の見直しをすることも大切です。毎月の固定費となっていると思いますので漫然と継続せず、必要な保険、不要となる保険を仕分けておくことも大切です。当サイトの下記ページでもまとめていますので宜しかったら下記もどうぞ↓
若いころとはマネープランも変わってきますが、年齢ごとに応じた楽しみを見つけて、年を追うごとに上手にレベルアップしていきましょう。


