老後の暮らしを考えるとき、「お金」や「健康」だけでなく、「どこで暮らすか」もとても大切なテーマです。 気候が穏やかで、災害が少なく、医療や交通が整っていて、そして何より心がほっとする場所。 そんな土地を探したいときに。
先の記事の 国の都市構想が進む【老後に寄り添う街6選】 でご紹介した 国の都市構想プロジェクトである スマートシティやコンパクトシティとして注目される都市の中から、自然災害や気候などを考えたうえで、老後の安心につながりそうな地域を4市、ご紹介してみたいと思います。
住みたい都市①:松山市(愛媛県)
瀬戸内の穏やかな気候と、やさしいまちづくり
- 晴れの日が多く、冬も比較的穏やか
- 路面電車で市内を快適に移動できる
- 医療・介護施設が充実し、高齢者支援も積極的
- コンパクトシティとして、生活圏がまとまっていて暮らしやすい
住みたい都市②:宇都宮市(栃木県)
内陸型の安心と、未来型交通の融合
- 津波リスクがなく、災害全体としては比較的安定
- LRT(次世代型路面電車)で移動が快適に
- スマートシティ+コンパクトシティの融合都市として注目
- 医療・福祉・交通が連携し、高齢者のQOL向上を目指す
住みたい都市③:藤枝市(静岡県)
温暖な気候と、地域資源を活かしたまちづくり
- 雪がほとんど降らず、気候が安定
- ICTを活用したスマートシティ構想が進行中
- 地域のつながりを大切にした、持続可能な都市設計
- 高齢者の見守りや健康支援にも力を入れている
追記:藤枝市と富士山の関係
藤枝市は、富士山のふもとに静かに寄り添うまちです。富士山の南西に位置し、静岡市のすぐ西隣です。富士山からの距離は比較的近いのですが、直接的な溶岩流や噴石の到達範囲には含まれないとされています。
火山灰は、東〜北東方向に火山灰が流れる傾向(関東方面)が強いと言われていますが、南西風や季節風の変化によって藤枝市にも降灰する可能性は十分にあるようです。噴火の直接的な被害は少ないかもしれませんが、風が運ぶ灰は、暮らしの隅々に忍び込む可能性はあります。
住みたい都市④:富山市(富山県)
公共交通と都市機能の集約で、安心を支える
- 豪雪地帯ではあるが、災害リスクは比較的低い
- 路面電車の整備により、高齢者の外出がしやすくなった
- コンパクトシティの代表例として、国からも高評価
- 医療・福祉・交通が連携し、暮らしの質を高めている
住まい探しの基本は安心して生きる場所
老後に住みたい都市を選ぶことは、「安心して生きる場所」を選ぶこと。 それは、制度や交通だけでなく、気候や人のやさしさ、そして自分の心が落ち着く地を探す事です。
人それぞれ安住の地は異なると思いますので、あくまでもご参考にどうぞ。

