資産形成は何から始めればいいの?
低金利が続く日本。 老後資金2000万円問題、円安、物価上昇…ニュースを見れば見るほど、将来への不安が募りますよね。
「資産形成を始めよう」と思っても、情報はあふれていて、何が自分に合っているのか分からない。 NISA?iDeCo?投資信託?それとも不動産? 選択肢が多いほど、迷いも深くなるのではないでしょうか。
自分に合った老後資金つくりとは
ネットや書籍には、資産形成の方法がたくさん紹介されていますが、実際に行動に移すには「自分の生活や価値観に合った選択」が必要になります。
たとえば
- 年金だけで暮らせるか不安な方
- 子どもの教育費を見据えて備えたい方
- 退職後の住まいをどうするか悩んでいる方 など
それぞれの状況に応じた「資産形成の道筋」は違ってくるのですよね。 だからこそ、信頼できる相談先が必要になります。
老後資金の相談が出来る所
資産形成は、単なる「お金の話」ではありません。 それは人生の安心をつくるための「暮らしの設計図づくり」。
最近では、以下のような相談先が注目されていますが….
【ファイナンシャルプランナー(FP)】
家計、保険、老後資金など幅広く相談できる専門家。初回無料相談を実施しているところもあります。派遣で自宅などに来てくれるところも、事務所にこちらから伺って相談する所もあります。また、保険相談窓口のFPが保険と絡めて相談できるところもあります。
【銀行・証券会社の資産運用窓口】
NISAやiDeCoの活用方法を具体的に教えてくれます。店舗によっては予約制の個別相談の行われている所もあります。店舗に「相談会」のようなポスターが張られている事も良く見るようになりました。また地元に根付いた「信用金庫」などでもそのような相談会を開催している事も増えてきました。
【自治体の無料相談窓口】
地域によっては、老後の生活設計や相続などの相談を受け付けているケースもあります。ただ感覚としては、やはり無料相談は責任がありませんので「ご自身の為の」相談というよりは、一般的な回答になってしまっているように思えます。
【オンライン相談サービス】
Zoomなどを使って、自宅から気軽に専門家と話せるサービスも増加中です。専門家が個人対応してくれることが多々あります。費用は高い事が多いですが、その信頼性はHP上などで確認できますので、自分で相談先や人を選べるのが良い所です。
老後資金不安に「相談すること」は立派な一歩
こんな不安がある時には、専門家への相談はお勧めです。
● 年金はいくらもらえるの?
● 老後資金の不足額と準備方法は?
● 利率の良い貯蓄方法は何がある?
● NISAやiDeCoに興味があるがよくわからない
● NISA、iDeCoのメリット・デメリットを知りたい
● 貯蓄に回すお金の余裕がないのだけれど
● そもそも何から手を付けていいのか分からない
「まだ何も決めていない」「知識がないから恥ずかしい」そんなお気持ち、よく分かります。 とはいえ実際は、相談は「決断」ではなく「対話の始まり」。「未来の扉を開ける一歩」です。 今の自分の状況を整理し、未来の安心に向けてその扉を開くことは、未来の安心作りになりますので、老後資金に不安を抱える時には、まず「相談」はお勧めです。


