なんだかとても高い生命保険料。保険料を安くする為に、私たちは保険の無駄を省きたい。日々の家計や老後の生活に向けて、保険料は適正化していきたいものです。
そこで例えば年代別 家計の生命保険料の平均は?「生命保険に関する実態調査」(生命保険文化センター)によると・・・
年代別 生命保険料の支払い総額はいくら?
世帯別 年間払込保険料の平均では、全年齢で一番高額だったのが「末子保育園児・幼稚園児」40.2万。「末子就学終了」で42.1万円。「夫婦のみ(40歳未満)」では21.0万円と低くなっています。高齢夫婦60才以上有職では37.9万円。高齢夫婦60才以上無職では31.9万円となっています。
この調査は3年ごとに行われているのですが、実は3年前のデータと見比べると時代が変わってきているのが分かります。簡単に下記比較しますと、高齢夫婦の払込保険料がこの3年間で増加しています。
前回3年前、一番年間払込保険料平均が高額だった「末子 大学生、高校短大」46.2万円→2021年には36.3万円へとダウン。「末子就学終了」45.9万円が40.2万円へとダウン。夫婦のみ40歳未満は24.3万円→2021年には21.0万円へとダウン。反対に高齢夫婦60才以上(有職)32.0万→2021年には37.9万円へとアップ。 高齢夫婦60才以上(無職)25.6万→31.9万円へとアップ。高齢夫婦の払込保険料が年間5万程度上がっています。
一家庭当たりの平均データですので、勿論、ご家庭の人数が多い少ない、健康の状態、収入など人に寄り異なります。あくまでも平均であり、それが一番多い金額帯、という訳でも無いと思いますが、あなたのご家庭の年間 生命保険料総額はいくらでしょうか?
50代妻と60代夫 我が家の保険料の場合
ちなみに我が家は 保険の見直し相談に、何度も行き、実際に見直して居る家庭です。
ファイナンシャルプランナーさんには、いつも「必要な保険に加入し、余分な保険に加入していない」とお褒めの言葉を頂くほど、ギリギリのラインでの加入とも言えますが・・。我が家の年間 生命保険料は下記です。
夫婦の月額 生命保険料は16500円。年間198000万円。(そのほか損害保険料に加入しています。これは複数年一括払いなので、年間にすると1万円弱。結果として全体の保険料総額は年間3万円位です。車も手放しましたので自動車保険も加入していません。)
生命保険文化センターの調査データよりも、年間15万程度安い払込保険料となっていますが、事故も病気も後遺障害も手術もすべてカバーしているつもりです。突発的に何か予期せぬことが起こる可能性はもちろんありますので、その分は貯蓄で補えるようにしています。民間保険の入りすぎは必要ないほど日本の公的保険はしっかりと様々なケースを対応してくれていますので、民間保険の入り過ぎに注意して生活してきました。
関連記事民間保険料の無駄払いを無くす!公的保険との重複注意!
大切な老後資金ですので、加入不足はもちろん心配ですが入り過ぎには十分注意した方が良いかもしれません。以前に見たTV情報番組(各家庭の家計費を紹介する番組)で、老後の方がご夫婦二人で月7万円の保険料を支払っていましたが、先の生命保険文化センターの調査データを見ても、平均支払保険料と比べるといかに高額な支払いであるかが分かります。おそらく保険営業員さんに勧誘されてしまったのかと思いますが、今の時代は各方面で酷い勧誘が暴かれてきた為に、悪質なセールスは無くなってきていると思われます。
それでも、毎月ずっと払い続ける保険料ですし高額な支払いになりますので、信用できる保険担当者さんを探すためにも、そして納得できる支払いと納得できる保障を確保するためにも、保険料支払いがご心配な時には、複数の保険相談所に相談に行って見直しされることをお勧めします。そのためにも先の年代別平均支払保険料も参考になると思います。
子供さんが居らっしゃるご家庭では、お子さんが大きくなればなるほど、死亡保障なども下げていく事が出来ます。どこのお宅でも、随時保険の見直しは必要で、保険料も必然的にもっと安くなりますし、よりよい保険商品が見つかる可能性があります。
小西博之さんの腎臓がんからの生還
俳優の小西博之さんは、「腎臓がん史上5本の指に入る大きさの腫瘍」から奇跡の生還をされたといいます。余命0日。そんな中で受けた手術が成功。お医者様や看護師さんの温かい施しの中、それから5年。その腎臓がんは完治されたと言います。
私の父親も、10年ほど前に腎臓がんを経験しています。今はやはり腎臓癌に関しては問題なく生活しています。
小西博之さんがおっしゃるように、がんは治る時代です。がんと言われても、心配のない時代となってきています。けれど、治療費はかかる。そこは命と引き換えになりますので減らすわけにはいきません。いざと言うときのために、お金の心配なく治療が出来るように保険に加入しておく必要があります。
人生における保険の見直し時期は下記にまとめていますが、
保険の見直しで情報を取りに行く
保険の見直しをした方が良いのは、実は決まった時期ばかりでもありません。私達は気付く機会が乏しいのですが、実は年々、率の良い新しい保険商品が沢山登場しています。最新の保険情報を探る為に、最近翌TVCMで見られる「相談相談窓口」は利用すべきと思います。
我が家は、直近では主人の60歳の定年を前にして、保険料見直しをしましたが、その前の保険の見直しでは、「保険料の支払いが無ければ、支払い済保険料が(確か全額)戻ってくる保険」という商品を知りました。しかしながら悔しい事に、その保険の存在を時には主人の年齢は対象より上になっていました。もう少し早く保険の情報を取りに行けばよかったと後悔しました。
保険の無駄を省く!見直し時に気を付ける事
不要な保険料を減らす。病気に備えた「最新の保障」を付ける。この2点が保険料を適正にするヒントです。しかし見直しは、面倒でついつい後回しにしてしまいがちかもしれません。保険の素人の私たちは、保険の検討を前にすると、悩んで立ち止まってしまいます。
ですので一人で模索しながら見直しするより、保険の窓口なり、ファイナンシャルプランナーなりで専門家に相談されると安心です。しかも素人では分からない、沢山の情報を得ることも出来ます。
一点気を付けるのは保険の見直しをする時に「担当者選びは慎重に」。悲しい事に、私たち見直しをする人に寄り添うのではなく、販売手数料の高い保険を買わせる担当者に出会ってしまうこともあります。金融庁も警鐘を鳴らしていますが、何も知らないで保険を購入するのはリスクが大きくなります。その先何年も 払い続ける保険料です。しっかりと内容を把握する必要があります。
できればいくつかの保険見直し相談窓口に出かけ、見直しの提案を比較することが大切です。私自身も、まるで趣味の様に、保険相談窓口をいくつも歩きまわりました。そのお蔭で保険の知識も付きました。上手に見直しもしてこれました。
その中でも 希望にぴったりの窓口を選んでくれる「ニアエル保険検索サイト」は、申し込みも簡単ですしオススメです。相談希望エリアと相談希望日時、相談内容をPC上で入力するだけでした。 おまかせ予約 が とても便利でした。近所のスーパー店内などに多く店舗があります。まずは現状の保険加入状況を把握する為にも、気軽に相談に行きやすいです。
一度見直せば、長い間に亘る大きな節約にもなります。まずは、一つ相談に行ってみて、信頼できる担当者を見つけて、安心を確保しましょう。