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知らないと大損する 保険の見直し方法

保険の見直しどれがいい 年金保険

民間保険は、意外と健康な人ほど高い額をかけていたりします。というのも、病気になった時にどの位 金銭的不自由をするのか?それが見えずに不安を感じるからです。行く先の見えない不安を感じると、どうしても保険料を高く払う事で安心を得ようとしてしまいます。

筆者は、数々の病気を抱えた父母を看取りました。それは壮絶な人生でした。また、家族もかなり病院通いの多い家庭です。病院とは縁が切れなかった人生を送りましたが、そんな中で医療費は、どんな時にどのくらいかかるのかを人一倍経験してきました。

そこで、数年前に私がメモしておいたTV情報番組で見た保険見直しの情報を中心に、そんな筆者が人生を振り返って感じた事を合わせて、ここでまとめてみました。国が高額療養費制度の見直しを検討している時代、「知らないと人生のお金は大損する!保険の見直し方法」です。

 

保険見直し 優先度の高い保険は?

まず、優先度の高い保険とはどのようなものでしょうか?
番組内で紹介されたファイナンシャルプランナーお2人の方のご意見は下記です

独立系のファイナンシャルプランナー の意見

1.単身、夫婦2人の時は、病気やけがなどで収入が途絶えた時のために就業不能保険(所得保障保険)

2.子どもが生まれた場合、自分の死亡時に、まとまった金額を残せる掛け捨て型の死亡保険

3.医療保険やがん保険については、公的な 高額療養費制度 があることを念頭に置きつつ、どのくらい貯蓄があるかなど、それぞれの事情に応じて検討するとよい。まずは社会保障をないがしろにしないこと。民間の生命保険は、それに上乗せという位置づけとして考える。

保険アナリストの意見

1.働けなくなった時の、収入保障保険

2.個人賠償責任保険 も有ると良い。例えば自転車事故で誰かにケガをさせてしまった等、損害賠償請求をされたときの備えの保険。

私たちは不要な保険を保険やさんに押し売りさせられるのではなく、自分主導で、優先度の高い保険から上手に保険に加入していく必要があります。※個人賠償責任保険については、下記で記事にしています↓

関連記事 老後破産を防ぐ!4つの怖い事態への保険の話

見直しで保険料が抑える

保険会社の強引な勧誘に負けず、大切な保障をつけていくには、先のポイントを押さえたうえで、現在加入中の保険を再度見直していく必要があります。筆者が視聴していた番組内で保険を見直ししたTさんも、生命保険と医療保険の支払いをやめると、ひと月3万円以上も保険料を抑えることが出来、10年で400万円近く、預貯金に回せる計算になりました。

日本は、1人当たりの保険料の支払額が、世界有数の保険大国です。ちょっと保険に入りすぎ という方が多いのでは?と言われています。削れる保障は誰にでもあります。

保険の見直し例

番組内で、保険料を抑えた方の見直し事例。

【見直し事例 その1】

貯蓄型の生命保険に加入していたNさん。途中で解約した際に戻ってくるお金が、この先28年間、元本割れしている。

ファイナンシャルプランナーよりコメント:

保険と定期預金は商品が全然違うので、保険で貯蓄はやめたほうが良い。貯蓄をしたいなら、必要な時に自由に引き出せる銀行などへの預金がお勧め。貯蓄型の保険を解約してもいい とアドバイスされる。そして、新たに加入を勧められたのは、掛け捨て型の就業不能保険(働けなくなるときの保障)。

【見直し事例 その2】

定年退職前の保険の見直ししたいというTさん。

ファイナンシャルプランナーよりコメント:

まず指摘されたのが、死亡保障が付いた生命保険の見直し。子供さん達が大きくなり、もう大金を残す必要はないということで、これまで支払った分の保障はキープしつつ、新規の支払いは中止することを勧められる。

参考:保険の見直し時期

保険の見直しの時期については、当サイト:保険見直しの注意点とタイミング・時期  でもまとめています↓

見直しをしなかった事例

一度加入すると安心してしまう保険ですが、人生の節目には、見直しをするべきです。無駄が省けますし、必要な保障の追加が出来ます。入りっぱなしが一番危険です。保険やさんは「保険やさんの都合で見直しを勧めてくる事がありますが、加入者の事を考えて見直しを提案してくれるか?となると、その辺は疑問が残ります。」

筆者の父母も、見直しをしなかったが故、辛い思いをしています。保険やさんは、何も教えてくれませんでした。

関連記事 保険見直しをするべき理由!父母のつらい失敗談と保険ショップの選び方
 

2025年高額療法費制度 自己負担額変更問題

令和7年、巷を大騒ぎさせている「高額療養費制度」の自己負担額変更の件ですが、政府は2025年8月に予定されていた高額療養費の引き上げを見送る方針を決定しました。とはいえ、今後いつどのような変更が行われるかを注視していく必要があります。必要な保障はしっかりと付けながら、要らない保証は外す。単純明快な保険の見直しが必要です。

今は保険見直し相談センターは、街のあちこちに見られます。とはいえ、誰が正直で誰が紹介率の高い保険を勧めてくるかは分かりませんので、保険見直し相談は複数個所に行く必要性があります。

特に、癌患者さんの通院費や治療費は高額になりますし、年齢を重ねれば他人ごとではありません。お金のない日本で、医療費にメスが入るのは時間の問題ですが、そうなれば保険会社も保険料を上げてくると思われます。いまのうちに保険見直しを検討しておくとよいかもしれません。

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